2011年8月にNBA選手クリス・ハンフリーズ(28)と結婚するも、わずか72日後にいきなり離婚を申請したキム・カーダシアン(32)。それを受けたクリスは「離婚は嫌だ。そもそもあの結婚は詐欺のようなもの。だから結婚したこと自体を無効に」と譲らない。両者の言い分がまとまらずついには裁判が開かれることになったが、それを前にキムはクリスに抱いていた想いを赤裸々に宣誓証言した。
「キム・カーダシアンとの結婚は、一家のリアリティ番組のために仕組まれたもの。これは詐欺にほかならない」との主張を曲げないクリス・ハンフリーズは、キムの「離婚したい」との要求を拒絶、「婚姻を無効に」と主張し続けてきた。この折り合いがつかず5月に裁判が開かれることになったが、それを前にもうけられた宣誓証言の場でキムが意外な言葉を発したのだ。
芸能サイト『TMZ』によると、キムは弁護士ローラ・ワッサー氏のオフィスにて宣誓証言を行ったとのこと。そこでキムは「プロポーズを受けて結婚したのはクリスを愛していたからです」と発言。さらに「一家のリアリティ番組は結婚の決断とは無関係」と断言し、改めてクリスの“詐欺説”を完全に否定した。
一方クリスは当日、NBAの試合がなかったにもかかわらず欠席。だが芸能サイト『Radar Online』によると、クリスの担当弁護士がこの場に登場し「妊娠後の体調不良に医師からどのような説明を受けたのか」といった点を含めキムを厳しく追及したという。ちなみにたびたび体調不良を訴え「流産の危機か?」とも報じられたキムについて、彼女の実母クリス・ジェンナーは以下のように発言していた。
「キムはこの離婚問題を、もう何か月もの間抱えたままの状態よ。このせいで大変なストレスを受けている。医師にはこう言われたわ。気を付けなければストレスのせいで問題が起きるかもしれないってね。」
このような発言もあり「腹痛の原因」=「離婚騒動のストレス」=「離婚に応じないクリスが悪い」という理解が広まったが、これにクリスはひどく憤っているとのことだ。しかしこの宣誓証言の場で、キムは「離婚問題だけではなく、多忙を極めるライフスタイルが体調不良の原因です」と正直に告白したと報じられている。
「おそらくキムの要求が認められて離婚が成立するだろう」との見解を示すメディアもあるが、クリス側の追及もなかなか厳しい。クリスのいう「詐欺行為」を証明しうる証拠が揃わない中「やはりクリスが不利」との声も多いが、2人の結婚はどのような形で幕を下ろすのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)