2005年に俳優アシュトン・カッチャー（35）と結婚するも、2011年には破局してしまった女優デミ・ムーア（50）。そんなデミとの離婚を昨年暮れに申請していたアシュトンだが、それに続きこのたびデミも離婚申請に踏み切った。

度重なるアシュトン・カッチャーの浮気を受け、2011年に離婚を決意したデミ・ムーア。その発表から1年以上の時を経てようやくアシュトンが離婚を申請し、デミもこのたび米ロサンゼルス郡上級裁判所にて離婚申請を行ったという。

離婚申請の理由については、アシュトン、デミの双方が「irreconcilable differences （和解し難い不和）」としている。だが興味深いことに、デミはアシュトンに対し「離婚後扶養料」、さらには「弁護士費用の支払い」を求めているそうだ。これを裁判所がどう判断するかは不明だが、一部メディアはすでに「アシュトンが扶養料の支払いを判事に命じられる可能性は低いだろう」と報じている。

ちなみに「金銭面に関する話し合いが難航し決裂した」との報道もあったが、これはどうやら事実ではなさそうだ。芸能サイト『TMZ』に寄せられた情報によると、アシュトンとデミは今も交渉を継続しているとのこと。双方が早期に話がまとまることを希望しているという。

デミとの結婚後、アシュトンは俳優として大ブレイク。今や押しも押されもせぬスターとしてデミをもしのぐ高額ギャラを稼いでいるが、財産分与についてはなかなか気難しいという説もある。度重なる浮気で傷つけたぶんデミの要求をのんでもらいたい気もするが、アシュトンは金の用途に関してはかなり慎重になるタイプのようだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）