映画007シリーズで「ジェームズ・ボンド」を演じる英俳優ダニエル・クレイグ(45)は、とにかくプライバシーを大事にしたいタイプのようだ。このたび彼に携帯のカメラを向けた男性ファンが、ダニエルにキツイお叱りを受けるという一幕があった。
俳優ダニエル・クレイグは、プライバシーの大切さをこれまでも説いてきた。リアリティ番組で私生活を晒すカーダシアン家については、以下のようにその苦々しい感情を明かしたこともある。
「プライバシーってものは、一度売ったら二度と買い戻せない。」
「アイツらを見てみろよ。“テレビでマヌケに振る舞うだけで何百万ドルも儲かるのかよ?”って、見ていて思うだろ。」
そんな彼だけに、無遠慮にカメラを向けてくる相手はたとえファンでも気に入らない。このたびダニエルが妻レイチェル・ワイズ(43)とスーパーマーケットで買い物をする姿を見つけた男性ファンが思わず携帯カメラを向けたというが、それに気づくなりダニエルは激高、次のように声を荒らげたという。
「妻と俺が食べ物を買うのをジロジロ見ること。それがお前にはそんなに面白いのか?」
タブロイド紙『The Daily Star』によると、このときダニエルは男性の携帯電話を鷲掴みにしたとのことだ。目撃者は「ダニエルが電話を壊すのではないかと思った」と語る。そこに割って入ったのが、ダニエルの妻レイチェルであった。目撃者はこのときの様子を以下のように証言している。
「レイチェルは(ダニエルより)ずっと落ち着いていました。さっと割って入ると、(写真を撮ろうとした)男性に厳しいながらも丁寧な口調でプライバシーの大切さを話して聞かせたのです。」
「事態をしずめたのはレイチェルです。彼女が介入しなければ、手に負えない状態になっていたのかもしれません。」
その後ダニエルは男性に携帯を返却し、「撮影した写真は削除してくれ」と伝えたという。
とにかくプライバシーが大事。そう信じるダニエルは、レイチェルとの挙式にもごく数名のゲストしか招待していなかった。携帯電話の普及でどこでも気軽に写真撮影できる時代だが、ダニエルに運よく遭遇したとしても無遠慮にカメラを向けてはならない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)