大ヒット映画『スター・ウォーズ』シリーズで麗しい「レイア姫」を熱演した女優キャリー・フィッシャー(56)。そんなキャリーがゲストとして乗船したクルーズ船で奇行に走り「酩酊か?」と騒がれてしまった。そのハプニングを振り返り、このたびキャリー本人が「双極性障害」との闘いに言及した。
先日、女優キャリー・フィッシャーはカリブ海を就航する「Holland America Eurodam」なるクルーズ船に乗船。そこでセレブリティゲストとして客を喜ばせるはずが、とんでもない奇行に走ってしまった。当日キャリーはマイクを片手にアカペラを披露。だがその音程は狂いっぱなし、さらには飼い犬の粗相に気付き、いきなり床を掃除し始めるといった行動に出て客を驚かせてしまったのだ。
この様子をとらえた映像が公開されるなり、キャリーの代理人は「持病である双極性障害の薬が合っていなかった」、「その後病院に向かった」と釈明、酩酊状態にあったとの疑惑を一蹴した。そしてこのたびキャリー本人も米誌『People』の取材に応じ、次のように証言している。
「あれは酷かったわ、自覚していますとも。私はひどい躁状態になっていたの。」
「何が起こっているのか、自分でもよく分かっていない状態だった。」
今回のクルーズ船での躁状態は、これまで経験した中でもかなり酷いものだったというキャリー。下船した後はUCLAの精神科に5日間入院し、その後新しい薬に切り替えたそうだ。
現在はすでに自宅に戻り、静養しているキャリー。その回復と完全復活を、ファンは心から願い待ち望んでいる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)