離婚が成立し、新しい恋人ができたというのに元の伴侶の私物が目の前にゴロゴロしている。暮らしの中でこれほど不愉快なことはない。クリスティーナ・アギレラは、なんと2年間もこの苦痛に耐え続けていたことが分かった。
2005年11月に、所属音楽事務所のサラリーマンであるジョーダン・ブラットマン氏と結婚した歌姫クリスティーナ・アギレラ(32)。2010年10月に別居となり、2011年4月に離婚が成立したが、そのジョーダン氏の私物の撤去は意外にもはかどっていなかったようだ。
人の所有物を勝手に捨てるわけにもいかず、本人が取りに来てくれなければどうしようもない中でこの4日、アギレラの元夫が引越しトラックとともに彼女のビバリーヒルズの家に到着し、ようやく自分のすべての所有物を搬出した。別居から約2年4か月という月日が経っており、重すぎる腰をついに上げてくれたのかといった感じだ。
だが実はこれ、決してジョーダン氏の意思による自発的な行動ではなかった。アギレラはこのほどその豪邸の売却を決め、家を空けるためにすべての荷物を搬出せざるを得なくなったのだ。それでジョーダン氏にも声がかかり、彼が「ARMOR」社のトラックを手配した次第だが、芸能情報サイト『TMZ』は“ガラクタばかり”と表現しており、今の彼の自宅のサイズにすべてのものが収まるのかも怪しい。
アギレラは彼と別れてから、「The Nate Mott Band」のギタリストで本業は撮影アシスタントというマシュー・ラトラーと交際するようになり、ほどなく同棲を開始してしまった。今回の件では「だらしない男」と言われてしまいそうなジョーダン氏だが、彼にマイクを向ければ恐らくは「その家に入りたくても入りようがなかった」と釈明するのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)