イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】R&B歌手ボビー・ブラウン55日間の刑務所生活へ。繰り返す飲酒運転、免停中にも。

懲りもせず、また悪びれもせず飲酒運転を繰り返していたR&Bシンガーのボビー・ブラウン(44)。ロサンゼルス郡DUI簡易裁判所はそんな彼に、ついに刑務所でのおつとめを言い渡した。

1年に2度もDUI(Driving Under the Influence=アルコールやドラッグの影響下で運転)の罪により逮捕されるのは、やはりよほどのこと。常習犯であったことは想像に難くない。アフリカン・アメリカンの若い男子をモテ男に変身させるお手本となった、“ボビ男”ことR&B歌手のボビー・ブラウンがまたしても服役することを芸能情報サイト『TMZ』が伝えている。

人気歌姫であった元妻ホイットニー・ヒューストンが急逝してすぐの昨年3月、ロサンゼルス北西部のリシーダで、ボビーは携帯電話を使用しながら運転しているところをヴァン・ナイズ署のパトロール隊員に呼び止められた。その際、彼は飲酒運転であったことから逮捕となり、運転免許の停止をくらっていた。

そして8月になると、ボビーはアルコールの依存症克服に向けてリハビリ施設に入所している。しかしプログラム終了を待たず、めでたく中途退所して「アルコールフリー」を宣言。ファンや家族を喜ばせたが、10月にまたしてもロサンゼルスで飲酒運転により御用となってしまった。もちろん免停中の出来事である。

昨年6月に結婚し、3歳の息子を育てている身でありながら飲酒運転を重ねるボビーには、罪の意識が本当に希薄。危険運転の怖さをあまりにも軽く見ているとして、このほどロサンゼルス郡DUI簡易裁判所は彼に55日間の服役、4年間の保護観察期間を言い渡し、アルコール依存症患者向けの1年半のクラス受講を義務付けた。

ボビーは道路交通法違反の罰金をもちろん支払っている。だがカリフォルニア州のDUI簡易裁判所は再犯に関する処分は大変厳しいといわれており、こうした教育プログラムを修了しない者には免許証の再交付をしないばかりか、裁判費用も逮捕されたその違反者が負担することになっている。

ボビーはこの後、まずはアルコールをやめたいという人のための「AA Meeting」という集いに週3回のペースで出席し、3月20日までに刑務所入りすることになるそうだ。ちなみにDUIによるボビーの最初の逮捕は1996年にジョージア州で起き、この時にも8日間の服役を経験している。この懲りない男を、法の力で徹底的に教育して頂きたいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)