昨年11月の申請から3か月以上が過ぎ、ようやくLA郡高等裁判所の許可が下りた。故マイケル・ジャクソンの兄で歌手のジャーメイン・ジャクソンが、自らの意思で苗字を改名したと芸能情報番組『E！』が伝えている。

“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンを輩出した、兄弟グループ「ジャクソン5」のメンバーであった歌手のジャーメイン・ジャクソン（58）は、昨年11月に“JacksonではなくJacksun姓を名乗りたい“と突然言い出した。

ジャッキー、ティト、ジャーメイン、マーロンという兄弟で20数年ぶりにグループを再結成すると張り切っていただけに、「また兄弟間の不協和音か」の声ばかりが集まったものである。だがジャーメインは改名を希望する理由を“芸術的な観点から”と説明し、彼が信じるイスラム教の太陽信仰でも、兄弟との不協和音でもないとしていた。

その申請受理から3か月以上かけ、またヒアリングを経て裁判所は今月22日、ジャーメインに対して“Jermaine LaJuane Jacksun”という新しい名を正式に認めた。本人は現在兄弟とともにヨーロッパ公演の最中であり、ブレット・D・ルイス氏がその嬉しいニュースを知らせると、彼は“まさにカリフォルニアの晴天って感じだね！”と喜んでいたそうだ。

ただし同氏は、今後ジャーメインが“Jacksun”に改名したことについての詳しい経緯を説明するかどうかは全く不明だとしている。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）