どこに行っても、どんな服を着ても、何をしてもすべてが話題となる人気タレントのキム・カーダシアン。だが有名ブランドにとって、どうやらキムは“まだまだ”らしい。このたび彼女のスタイリストが雑誌撮影での衣装についての苦労を明かした。
女性誌『ELLE』最新号で、ファッションページをグラマラスに飾ったキム・カーダシアン(32)。そのスタイリングを担当したニコラ・フォルミケッティ氏が、「今回のキムの撮影はチャレンジだった」と同誌で語った。それは複数の有名ブランドが、“キム・カーダシアンが着るならダメ”と衣装の貸し出しを断られたことにある。理由はキムの身長が157cmで、モデル体型ではないことが原因だという。
結局、撮影は「トムフォード」や「ロベルト カヴァリ」など貸してくれたブランドのファッションをまとめて、ニコラ氏はなんとか仕上げたそうだ。当のキムは彼のそんな苦労を物ともせず、レディー・ガガのスタイリストも務めるニコラ氏と一緒に働いたことを「緊張したけれど、彼が作り上げた“私”に変身できてとても感動的だったわ」と喜びを明かしている。
「キムはまだ(ファッション界では)イット・ガールじゃないのさ。すぐにそうなるだろうけどね」というニコラ氏。キムと同様にリアリティ番組で人気が出たローレン・コンラッドも以前、デザイナーをはじめた時に「リアリティ番組出身というだけで、ファッション界では真剣に取り合ってもらえない」とコメントしたことがある。果たしてキムは今後、その殻を破り“ファッション界のイット・ガール”になることができるのであろうか。
(TechinsightJapan編集部 ピーリング麻里子)