大人気の『スター・ウォーズ』シリーズの最新作が制作されるというニュースにファンが沸く中、「オリジナルキャストが出演するのか?」という点にも注目が集まっている。そんな中、同シリーズで“ルーク・スカイウォーカー”を演じた俳優マーク・ハミル(61)がインタビューに応じ、その胸中を明かしてくれた。
60代に突入し、すっかり老け込んでしまった俳優マーク・ハミル。キラキラの金髪がなんとも美しかった“ルーク・スカイウォーカー”時代を知る女性ファンは衝撃を受けただろうが、このマークが再び“ルーク”として『スター・ウォーズ』最新作に登場すればなんと素晴らしいことだろう。このたびエンタメニュース番組「Entertainment Tonight」の取材に応じたマークは、以下のように述べ出演の可能性があることを話した。
「僕たち(オリジナルキャスト)に話は来ているんだ。」
「ジョージ・ルーカスは、僕たちが(新作出演に)興味を持つかどうかを知りたがっていたね。もし僕たちの答えがNOなら他の役者たちに演じさせると言っていたよ。」
「現時点では僕たちは契約書にサインはしていないんだ。今は脚本家に会ってほしいと言われている段階さ。」
また新作での“ルーク”の役割について、マークは以下のような見解を明かしている。
「脚本家の話を聞いていないから想像しかできないけど、新作は僕たちオリジナルキャストの子孫の物語になるんじゃないかな。」
「年を取った“ルーク”は、他のキャラクターに影響を与える役になるかもね。」
だが、マークは新作への出演に関して悩んでいる部分もあるらしい。
「完全にオリジナルのキャストが戻れるのかも、きちんと確認したい。ひとりだけっていうのではなくてね。」
「ジョージ・ルーカスにはこう言ったんだ。昔のやり方でいきたいってね。昔はもっと気楽だったし、ユーモラスだった。」
「あと、CGと実物のバランスをきちんと見出してほしいと思う。僕は小道具、模型、ミニチュア、それに実写映像と背景画を合成する技術なんかが好きなんだ。(CGなどを)使用しすぎると、映画が巨大なビデオゲームみたいになってしまう。それはすごく残念なことだから。」
新監督も決まり、本格的に動き出した『スター・ウォーズ』最新作。これまでの作品を愛してやまないファンは「ぜひマークを含むオリジナルキャストの復活を!」と切望しており、そのキャスティングの行方にも大きな関心を寄せている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)