1977年に初めて公開となり、すでに9部のエピソード構想が出来上がっているSF映画の大作『スター・ウォーズ』シリーズ。そのエピソード7の監督がJ・J・エイブラムスに決定した。
ジョージ・ルーカスのもはやライフワークとなっているSF映画『スター・ウォーズ』の制作。昨年10月30日、ディズニーは映画史の記録に残る利益をあげた同シリーズの制作会社であるルーカスフィルムの買収に成功し、2015年にエピソード7を公開し、8と9に対する強い制作意欲にも言及した。
このシリーズ、エピソード4まではルーカスが単独で脚本を書き、監督を務めていたものの、エピソード5 「帝国の逆襲」になるとルーカスは総指揮官となるも製作をゲイリー・カーツに任せ、アーヴィン・カーシュナーがメガホンをとっている。続くエピソード6「ジェダイの帰還」も監督はリチャード・マーカンド、製作はハワード・カザンジャンに変わり、ルーカスはこのシリーズに常に新しい風を求めている様子であった。
そして今、米国の複数のメディアが「エピソード7」の監督が決定したとトップで取り上げている。新監督は音楽界でも多才なところを見せている映画およびTVプロデューサーで監督のJ・J・エイブラムス(46)。映画では『スター・トレック』シリーズ、『アルマゲドン』、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、テレビドラマでは『LOST』、『FRINGE』など彼の手がけたヒット作品は多数ある。
エイブラムスは当初あまり感心を示していなかったものの、ディズニーの懸命な交渉が功を奏してついに首を縦に振ったらしい。ほかに監督候補としては、『アルゴ』を手掛けたベン・アフレックや『アベンジャーズ』を大ヒットさせたジョス・ウィードンの名が挙がっていたそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)