イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】スティーヴン・タイラー左膝の病が深刻化、立ち方もかなり危うく。

まさに満身創痍、「何度も死にかけた。生きているのが不思議なほど」と語っている「エアロスミス」のご存じスティーヴン・タイラー(64)。膝も泣き所であるという彼が今、どうも危なっかしい足取りで歩いている。

スティーヴン・タイラーが、音楽誌『Rolling Stone』にドラッグ漬けの日々と大変な闘病の苦しみを思わず吐露したのは2011年春のことであった。C型肝炎、出血傾向のある喉、足の指の病、ドラッグやアルコールに強く依存する日々、家族との死別やバンドメンバーとの不仲などが原因で心身ともに深刻な状況が続いたというのだ。

だが彼はドラッグやアルコール漬けの日々を改め、ひとつひとつ病と闘い手術も受け、人生の低迷期からやっと抜け出して『アメリカン・アイドル』ではゴキゲンな表情で審査員の役目を果たしていた。そんなタイラーの姿が22日にハリウッドでキャッチされたが、どうも左の膝のゆがみだけは深刻化している様子だ。

大きく開いてマイクの前に立つとエッフェル塔のようにも見えるタイラーの脚だが、実はその左脚は過去に深刻な傷を負っている。コンサート中に重いマイクスタンドが横から飛び込んできて前十字靱帯(ACL)断裂を経験し、後遺症に苦しんでいる。これはアメリカンフットボールや相撲においてよく発生することで知られる膝の重傷で、完治しないケースもしばしば。すべてがそのせいとは言わないが、2009年夏にタイラーはステージの張り出しから転落して肩を骨折し、翌年カナダのステージからも転落。2011年秋には滞在先のホテルでシャワー中に転倒し、顔面を強打して歯を2本も折っている。

また彼の足の指は、そこにつながる神経が圧迫されて発症する「モートン病」に侵され、親指以外の指が中心方向に異常に反っているようすを激写されてひどくショックを受け、数年前に手術でこれを治しリハビリに励んでいた。

ちなみに熱愛6年というモデルの恋人、エリン・ブレイディと家族の反対を押し切って1年前に婚約していたタイラーだが、残念ながら先日その関係を解消している。心もガクッときているはずだが、とにかくこの膝のゆがみは心配。60歳を過ぎると誰もが「足腰が丈夫でなければ」という。タイラーもどうかお大事に…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)