大事な公聴会を「体調不良」を理由に欠席したいと判事に申し出ていた女優リンジー・ローハン(26)が、その前日になって大慌てで飛行機に飛び乗り急遽LAへ。そのまま新たな弁護士と実母ディナ・ローハンに付き添われ、結局出廷していたことが明らかになった。
昨年6月に自動車事故を起こした際、「運転していたのは私ではない」と堂々とウソをついてしまった女優リンジー・ローハン。保護観察期間中であったにもかかわらず警察に偽証したことが問題となり出廷を求められていたが、「呼吸器感染を起こしている」、「他人にうつす危険がある」などという理由で欠席したいと申し出ていた。だがその後タバコを吸いながらショッピングを楽しむ姿をとらえた写真が流失、「欠席すれば逮捕状も」という情報もあったことから公聴会の前日に急遽飛行機に飛び乗り、大慌てでLAに向かった。公聴会の当日には母、そして新弁護士マーク・ヘラー氏に付き添われ7分ほど遅刻し出廷している。
さて今回の公聴会は、裁判を前にしてのいわゆる「プレトライアル」なるもの。今後の本裁判に向けて非常に重要なものというが、ステファニー・ソートナー(Stephanie Sautner)判事は明らかに機嫌が悪く「体調がよくなって良かったわね」と嫌味まじりに発言。NY出身のヘラー氏はこの日ソートナー判事に「あなたもNYのご出身と聞きました。あなたの前にこうしていることができ光栄です」とも述べているが、これに対しても「お世辞なんか言っても何も変わらないわ」とピシャリと返している。
この公聴会はわずか13分程度で終了し、次回は3月1日に開かれることが決まったという。これには出廷をする必要がないというリンジーだが、3月18日には本裁判が開始するため本人が出廷しなくてはならないとのこと。とりあえずしばらくの間は自由の身でいられることに、リンジーも一安心したことだろう。
だがこの日のリンジーは、非常に疲れている様子が目立った。というのも宿泊先の確保にかなり苦労しており、2つのホテルに連続して宿泊を拒否されてしまっていたのだ。ひとつめに訪れたホテルはサンタモニカにある高級ホテル「Shutters on the Beach」であったが、2007年に同ホテルの部屋をメチャメチャにしてしまったことのあるリンジーは利用禁止処分を受けていたらしい。仕方なくふたつめのホテル「Loews」に向かったが満室を理由に宿泊を拒否されており、各メディアもその後リンジーがどこに泊まったのか把握できずじまいだったようだ。
ホテルにも泊まれず、いつまでたってもトラブル続き。懲りた様子がなくファンや関係者を心配させてきたリンジーも、さすがに「なんとかしなきゃ」と気付いたことを願いたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)