つい先日、ジャスティン・ビーバー（18）の愛車を激写しようとしていたパパラッチが車に轢かれて死亡した。その後、葬儀費用を集めるべく友人が動いていると知った俳優チャーリー・シーン（47）は、すぐさま小切手を用意。気前よく遺族に宛てて送付したという。

ジャスティン・ビーバーの愛車を激写しようと交通量の多い道路に出た結果、車に轢かれて死亡してしまったクリス・ゲラ（Chris Guerra）さん。その死後、葬儀費用工面に友人がお金を集めていると知った俳優チャーリー・シーンは、すぐさま1万2000ドル（約107万円）の小切手を用意しクリスさんの遺族に送付。その心境を、代理人を通じ『E！News』に以下のように明かしている。

「このような事態が二度と起こらないよう一致団結して頑張らなければ。親が子供を埋葬するなんて順序が違う。ご遺族には心からお悔み申し上げます。」

このたびの事故で死亡したクリスさんは、29歳。未婚で子供もいなかったといい、同僚たちからは「いい奴」と慕われていたそうだ。彼の友人だったという写真家はそんなクリスさんの遺族を助けたい一心で自ら資金集めに動いていたのだが、チャーリーはそれを聞き快く協力することを承諾したらしい。

チャーリーは自らもパパラッチに追われる身。これまで何度も不愉快な思いをしてきたにもかかわらず、パパラッチの遺族を気前よく助けたとは素晴らしい。危ないハチャメチャ俳優というイメージばかりが先行していたチャーリーだが、このところ善行がかなり注目されるようになりファンもおおいに喜んでいる。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）