人気歌手ジャスティン・ビーバー(18)は、どこに行くにもパパラッチに追われる身。パパラッチもジャスティンの行く先々に現れ時にはトラブルも発生していたが、このたびジャスティンの愛車フェラーリを撮影しようとしたパパラッチが車に轢かれ死亡するという衝撃的な事故が起こってしまった。
このたび交通量の多いLAでジャスティン・ビーバーの愛車フェラーリを撮影しようとしているところを車に轢かれ死亡したのは、彼を追っていたパパラッチ、クリス(Chris Guerra)さんであった。このとき車はたまたま友人のリル・トゥイストに貸してあったようでジャスティン本人は車に乗っていなかったのだが、ジャスティンはこのニュースに大変なショックを受け以下のような声明を発表するに至っている。
「僕はその事故に直接は関係していないし現場にもいませんでしたが、犠牲になった方のご家族のため祈っています。」
「この悲劇が、セレブや警官、罪のない見物人、またパパラッチの命や安全を守るべく必要な法律の制定につながることを願っています。」
また、これまでパパラッチに追われ続けてきたマイリー・サイラス(20)は、「パパラッチは危険よ。ダイアナ妃の事故で気付かなかった?」、「子供のころ、ママに道路で遊んじゃいけないって教わるでしょう」などとツイート。“ジャスティンを擁護した”として話題になっているが、ジャスティンはこの事故の発生当時は車に乗っていなかったことを今一度お伝えしておきたい。
しかし、少し気になる報道も出てきている。不幸にも亡くなってしまったクリスさんだが、事故の前に電話で「ジャスティンがマリファナを吸引している現場を見た」と語っていたというのだ。芸能サイト『TMZ』によると、クリスさんは米時間の火曜日午後5時16分に情報筋に電話をかけ、「すごくラッキーだ。みんなジャスティンとセレーナはメキシコにいると思っているけど、それは違う」と激白。セレーナとジャスティンの車2台をビバリーヒルズの高級ホテルで見たといい、フェラーリを運転しながらマリファナを吸っているジャスティンの姿を目撃したことを主張していたというのだ。その後クリスさんはホテルから出てきたフェラーリを追ったというが、そのとき車にジャスティンが乗っていなかったことには気づいていなかったらしい。そして取締りのため警察に車を停められたフェラーリに近づき写真を撮ろうとしたクリスさんは事故に遭い、残念ながら亡くなってしまった。
パパラッチの度を越えた取材により、これまでにも数々のトラブルが起きてきたのだ。この事故をきっかけに何らかの法律ができることを祈るばかりだが、セレブたちの悲願は政治家たちに届くであろうか。ちなみにジャスティンのマリファナ吸引疑惑については、昨年12月にも報じられたばかりである。この真偽については判断しかねるが、本人はかねてより「ドラッグはNo。ドラッグをやる女の子も嫌い」と発言している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)