人気ドラマシリーズ『Sex and the City (セックス・アンド・ザ・シティ)』への出演により、ここ日本でも大勢のファンを獲得した女優サラ・ジェシカ・パーカー(47)が、ノルウェーの空港でとんでもないトラブルに巻き込まれていたことが明らかになった。
ノーベル平和賞コンサートにホストとして出席するためノルウェーに滞在していた女優サラ・ジェシカ・パーカーだが、その仕事を無事に終えいざニューヨーク行きの飛行機の乗ろうとしたとき、とんでもないトラブルに巻き込まれてしまった。
12月12日のこと、空港で飛行機に搭乗しようとしていたサラご一行を呼び止めたのは、なんと警官。警官はサラの取り巻きのひとりが空港の店舗で高価なサングラスを万引きしたと主張し、これが原因で飛行機はなんと1時間も離陸が遅れたという。
一部メディアはこの騒動を起こしたのは「サラのアシスタント」と報じているが、『New York Daily News』紙の報道によるとそれは誤報とのこと。事件を起こしたのはフリーランスのメイクアップアーティストといい、結局サラご一行は1400ドルの罰金を支払い飛行機に搭乗することを許可されたのだそうだ。
だがこの一連の報道につき、サラ側からはいささか異なる主張が聞こえてくる。サラの広報担当者は、サラご一行が飛行機を遅らせたという事実はなく、サラ達は予定していた飛行機ではなく後に別便に搭乗したと断言。さらに「(問題を起こしたメイクアップアーティストは)ノーベル平和賞の主催サイドが雇った人物」とも述べているが、これについては主催サイドも完全否定。「女性は団体とは無関係で外部エージェンシーに雇われたにすぎない」と反論している。
せっかく素晴らしい仕事に恵まれたというのに、このような残念なトラブルに巻き込まれてしまったサラが本当に気の毒である。それにしても大の大人が欲に負けて万引きするとは、なんと情けない話であろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)