女優リンジー・ローハン（26）に、またもやトラブル発生である。このたびIRS（アメリカ合衆国内国歳入庁）が、リンジーの銀行口座を差し押さえてしまったのだ。

女優リンジー・ローハンの銀行口座が、IRS（アメリカ合衆国内国歳入庁）によって差し押さえられるという衝撃的な出来事が起こってしまった。芸能サイト『TMZ』によると、これはリンジーが多額の税金を滞納していることが原因だという。IRSは2009年と2010年にリンジーが滞納した税金の租税先取特権をすでに申請しており、その時点で23万3904ドル（約1900万円）もの連邦税が未払いのままになっていると主張していた。

リンジーが税金を滞納していることを知った俳優チャーリー・シーン（47）は『最終絶叫計画5（原題：Scary Movie 5）』で共演したリンジーに10万ドル分の小切手を手渡したのだが、さすがのリンジーもプライドが許さなかったのか「結構です」と断り小切手は受け取らなかったという。ちなみに気前のいいチャーリーは、同映画のギャラを3つのチャリティ団体に全て寄付したそうだ。

「チャーリーの小切手を有難く受けとっておけば良かったのに」という声もあがっているが、たとえそれを受け取っていたにしても滞納していた税金全額をポンと返すだけの財力がリンジーにあったかどうかは不明である。TV映画『Liz ＆ Dick（原題）』の出演料に加え栄養ドリンクのプロモーションでも多額のギャラを得たはずのリンジーが、なぜ滞納金をポンと支払えずにいたのか。父マイケル・ローハンは「リンジーの母ディナに聞いてみろ」とまたもやディナを責める発言をしているが、リンジー本人が財産をうまく管理できていない点で「大人としては失格」という非難の声も多い。

トラブル続きのリンジーは警察へのウソや暴力事件が問題になったばかり。「ホリデーシーズンに収監されることをリンジーはひどく恐れている」といった報道もあるが、一度家を離れじっくりと人生を考え直す時間がリンジーには必要なのかもしれない。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）