2009年に、わずか50歳で急逝した歌手マイケル・ジャクソン。そんなマイケルが愛用していた衣装などが日曜日に多数競売にかけられたのだが、歌手レディー・ガガ（26）はそのうちなんと55点も競り落とすことに成功したという。

故マイケル・ジャクソンをとても尊敬していたレディー・ガガ。マイケルの急逝を知らされた日は大変なショックを受け、その日予定されていたインタビューは全てキャンセルしたという。仕事が控えていたにもかかわらずツアーバスから出ることを拒み、ただ深く嘆き悲しんだというガガだけに、今もマイケルに対する思いは人一倍強いようだ。

そんなガガが、日曜日にビバリーヒルズにあるオークション会場に登場。そこで競売にかけられたマイケルの衣装などのうち55点も競り落とすことに成功したのだ。この日ガガが一体いくらの金額を費やしたかについては明かされていないが、このオークションで得られた収益はなんと5ミリオンドル。その一部はネバダ州にあるホスピス「Nathan Adelson Hospice」と盲導犬を扱う「Guide Dogs of America」なる団体に寄付されるというから、天国のマイケルもきっと喜んでいるはずだ。

大好きだったマイケルが愛した品々を手に入れたガガは、その喜びを次のようにツイートしている。

「今日私が手に入れた55の品々は、きちんと保管して大切にするわ。マイケル・ジャクソンという人物、彼の勇気、そして世界中にいるマイケル・ファンのことを忘れることなくね。」

熱い気持ちで競り落としたマイケルの品々を、ガガが自らのショーで着用する可能性はいかほどであろうか。天才の遺した愛用品を手に、若き後輩ガガはおおいにインスパイアされているはずである。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）