女優アン・ハサウェイはその可憐な外見とは裏腹に、結構性格はキツイようだ。ケイティ・ホームズへの個人的な嫌悪感の表れとも思われる、痛烈な物真似コントを披露して話題を呼んでいる。

コメディ俳優アダム・シュルマンと9月に結婚し、公私とも今が人生の幸せの絶頂にいると語る女優のアン・ハサウェイ。11月12日に30歳の誕生日を迎えたが、その笑顔は『ブロークバック・マウンテン』の頃と何ら変わらない愛くるしさ、初々しさをたたえている。

そんなアンが10日、米NBCの人気バラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ（Saturday Night Live）』にて、『エレン・デジェネレス・ショー』に出たという設定でのコントを演じた。エレン役はケイト・マッキノン。アンはゲストで呼ばれた女優ケイティ・ホームズに扮してみせた。

「今日はお招きをありがとう、エレン。今はどこへ出かけるのも楽しくて仕方がないわ。『Us』誌を読んでもらえれば分かるけれど、スリと私はすっかり動物園の楽しさに目覚めちゃったのよ。」

「パパラッチ対策？　そうねぇ、彼らもそれが仕事だから…。でも、もしも娘に近づいてきたら容赦しない。そいつを切りつけるわ。」

会話の内容に少しのイヤミが混じっているのは仕方がないとして、問題はアンが見せる表情にあった。彼女はケイティについて、“左側の口角をつり上げて話す女性”というイメージを抱いていたようだ。そのため、物真似の間アンはずっと口をひん曲げており、ケイティ本人が見たらさぞかし傷つくであろう。

ちょっとやり過ぎてしまったその理由は何か。欲しかった役をめぐり、ケイティに負けた経験が過去にある？　それともアンチ・スリちゃん？　いや、“青天のへきれき離婚”を強いられたトム・クルーズへの同情か。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）