ハルク・ホーガンに最近になって発覚した、友人の妻との情事が極秘で撮影されたセックステープの流出事件。前妻であるリンダは、そのビデオクリップに鳥肌を立てたようだ。
現在は主にTV界の人気タレントとして活躍しているハルク・ホーガン(59)。親友であったDJ“Bubba”の当時の妻との情事が数年前に録画され、今年になってアダルトビデオ業者に売り渡された件で、ホーガンは総額1億ドル超の損害賠償を求める訴えを起こしたが、正式に謝罪したBubbaとはこのほど和解した。
「俺はハメられた。友達選びを間違った。」と語るホーガンは完全に被害者の顔、すっかり意気消沈している。一方でBubbaの謝罪は不本意なものであったのか、自身のラジオ番組で「ハルクはとんでもない偽善者、嘘つき」と語っていたことも判明し、騒動は言った、言わないをめぐりまさかの第2ラウンドへ突入かと案じられた。
ここでモノを申したのが、ホーガン・ファミリーのリアリティ番組『Hogan Knows Best』ですっかり人気者になった彼の前妻リンダ。4年もかかった離婚裁判では不動産の分与をめぐってすったもんだを演じ、昨年『Wrestling the Hulk:My Life Against the Ropes(原題)』という自叙伝を発表し、ホーガンのDV気質を明らかにしている。そのリンダが今回の件で芸能情報サイト『Radar Online』にこう話したのだ。
「セックステープへの感想? “ゲッ、気持ち悪い!”の一言よ。」
またリンダは、「ハルクは私の知らない所で何でもやっている、そんな疑惑を常に抱いていたわ。あまりにも忙しくて私がいちいちツッコミを入れなかっただけで、そういう時の彼は私と目を合わさないようにするから分かりやすかった。」と語り、無数の女性と分別なくベッドを共にしていたことには別に驚いていない様子。ただし親友の妻と寝ていたという事実には怒りを隠さなかった。
「まさかって感じでハラワタが煮えくり返ったわ。だって私はあの夫妻の結婚式にも出たのよ。家族ぐるみで付き合っていた良い友達だったもの。」
『Gawker.com』というサイトがそのセックステープを2分弱のクリップにして公開したが、ホーガンのイチモツまで一瞬映っていることには驚きを隠せない。ところがリンダは「このハルク、何だかパッとしないわねぇ。女性をグイグイと惹きつける、いつもの彼の魅力が全然ないじゃない?」とも。
褒めているのかけなしているのか分からない、このビミョーな感想。リンダも離婚はしたものの、「かつて自分が選んだだけのことはある。元夫ハルク・ホーガンは素晴らしく魅力的な男だった」と思いたいのであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)