TV界の人気者、シャロン・オズボーン(60)が、乳がんを患っていないにもかかわらず「両乳房切除手術」という大変過酷な手術を受けていたことを人気誌に告白した。
カリスマミュージシャン、オジー・オズボーン(63)の妻でTV界でも大活躍しているシャロン・オズボーンが、乳がんを患っていないにもかかわらず、両乳房を摘出する手術を受けていたことを英人気誌『HELLO!』に告白した。この手術を受ける決断をしたのは「BRCAと呼ばれる乳がん遺伝子を持っていることを知ったから」というシャロンだが、検査では乳がんは見つかっていない。まさに発病する前に先手を打ったシャロンだが、この決断は「大変な決意ってほどでもなかった」という。
「乳がんの遺伝子を持っていることを知ったとき、こう思ったの。“確率でいくと、乳がんになるかも”って。不安を抱えたままの状態で残りの人生を過ごすなんてイヤだった。」
シャロンは過去に大腸がんを患ったことがあるだけに、がんに対する恐怖心は人一倍大きいようだ。ちなみに女優クリスティナ・アップルゲイト(40)も同じく乳がん遺伝子を持っていたため両乳房の切除手術を選択したが、その後は女児を出産し現在は元気に暮らしている。
今年は息子ジャック・オズボーンが「多発性硬化症」という難病にかかっていることが判明。シャロンにとってはまさに衝撃続きの辛い1年だったはずである。来年こそは心穏やかな年となるよう、心からお祈りしたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)