人気歌手セレーナ・ゴメス（20）が、「セレーナは最高。会ってみたい！」と願っていたある少女と対面した。脳腫瘍を患いながらも過酷な手術に耐え完治したというこの少女の夢が、ついに叶ったのだ。

難病と闘う子供たちの夢の実現を手伝うことを目的とするボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ」が、このたびとても素敵な企画で「Good Morning America」の視聴者を沸かせた。脳腫瘍を患い手術によってようやく完治したというフリーリー・ギルモア（Frehley Gilmore）ちゃん（10）の「大きな夢を叶えよう！」という企画である。

ウィスコンシン州メナーシャ在住のフリーリーちゃんが患っていたのは、ステージ3～4という進んだ状態の脳腫瘍。頭痛と腹痛を訴え病院に行ったところ腫瘍が見つかり手術したといい、9か月が経過した今では完治し健康を取り戻している。そんなフリーリーちゃんが「大好き！」といい憧れているのが、セレーナ・ゴメス。「メイク・ア・ウィッシュ」スタッフに「望みは何？」と尋ねられた瞬間、「セレーナに会いたい。だってセレーナは素敵だもの！」と元気いっぱいに答えている。

そこで早速フリーリーちゃんと家族はニューヨークに向かったが、その旅の理由は「“メイク・ア・ウィッシュ”について話をするため」としか伝えられていなかったそうだ。ニューヨークでは「Good Morning America」でニュースアンカーを務めるジョシュ・エリオットと対面し人気レストランに向かったが、そこでジョシュに「今すぐ君の願いを叶えてあげるとしたらどうする？」と問われ思わずお口アングリ。そこにセレーナが登場しフリーリーちゃんと感動の対面を果たしたのだが、あまりの驚きにフリーリーちゃんはもうカチカチ。運ばれてきたデザートを無邪気にパクつきながらも、セレーナに会えて実に嬉しそうであった。そんなフリーリーちゃんと対面できた喜びを、セレーナは以下のように明かしている。

「ファンの夢を叶えることは大好きよ。このようなことができて嬉しいの。」

寒さの厳しい冬が到来したが、全米の視聴者がこの夢の対面に心温まる思いをしたはずだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）