女優リンジー・ローハン(26)が、またしても警察に逮捕されてしまった。交通事故を起こした際についた嘘が原因で「起訴され保護観察を取り消しになるのでは?」とも言われる中で起こした今回の事件。リンジーもいよいよピンチに陥っている。
ようやく女優業に復帰できたというのに、リンジー・ローハンの素行はなかなか良くならない。このたびニューヨークの人気クラブ「Avenue」で楽しいひとときを過ごしていたリンジーは、女性客と口論になった挙句にその顔面に強烈なパンチをくらわせてしまったのだ。
この件で木曜日の午前4時に逮捕されてしまったリンジーだが、本人は逮捕にまったく納得がいかなかったようだ。「アンタたち、ふざけてんの?」と反抗しながらも手錠をかけられパトカーに乗り込む姿を公開されており、これにはファンも大変なショックを受けている。その後リンジーはコートで顔を隠し釈放されるところまでキャッチされているが、来年1月には出廷することが決定している。
ちなみに気になる喧嘩の原因については定かではないものの、同クラブにいた人気バンド「ザ・ウォンテッド」のマックス・ジョージが酒に酔ったリンジーの“誘い”を拒絶したのが騒動の発端であると報じるメディアも複数ある。それらによると、このときマックスが別の女性に話しかけたことにリンジーが腹を立てたというが、この女性と顔面を殴られた女性が同一人物かどうかもまだハッキリしていない。
この逮捕劇を受け、リンジーの父マイケルは「リンジーは傷ついているし怒っている。それもこれも全て母親ディナのせい」、「子供たちには父も母も必要なんだという言葉は聞き入れてもらえなかった」などと発言している。
リンジーは6月に起こした自動車事故で「運転していたのはアシスタント」と嘘をついたことが問題となり、起訴される可能性が高い。昨年1月にネックレス窃盗事件を起こしたリンジーは非公式とはいえ保護観察期間中の身。この嘘が原因で保護観察を取り消しになるのではないかと言われていたが、その件の決着を待たずして起こした今回の事件を裁判所が軽く見る可能性は低く、リンジーの今後の生活とキャリアにはまたしても暗雲が立ち込めている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)