人気ロックバンド「ボン・ジョヴィ」のフロントマン、ジョン・ボン・ジョヴィ（50）の娘ステファニー・ローズ・ボンジョヴィ（19）が、薬物の過剰摂取により倒れ病院に運ばれていたことが明らかになった。その後ヘロインやマリファナなどが部屋の中から見つかり、ステファニーは逮捕されてしまったという。

人気ロックシンガー、ジョン・ボン・ジョヴィは、高校時代から交際していた恋人ドロシアさんと1989年に電撃結婚。4人の子供にも恵まれたが、夫妻の長女ステファニーがこのたび逮捕されてしまった。

ステファニーは現在、ハミルトン・カレッジに通う女子大生。寮で暮らし順調に学生生活を送っていたはずなのだが、水曜日の午前1時51分に何者かによる通報を受けた警察とボランティア救急隊が部屋に急行。そこでヘロインを過剰に摂取したとみられるステファニーを見つけたが、呼びかけにも応えられない状態だったため病院に搬送されたという。

その後警察は寮でヘロインを発見し、ニュージャージー出身の学生イアン・S・グラント（21）を逮捕。警察が寮をさらに捜査したところマリファナや薬物摂取に用いる道具まで出てきたことから、ステファニーも規制薬物及びマリファナの所持により逮捕されてしまった。今後出廷をしなくてはならないというステファニーはすでに釈放されているが、この件を受けたカレッジは以下のようにコメントしている。

「この学生らによる行動は州の法律に違反しているのみならず、ハミルトン・カレッジのポリシーにも反するものです。カレッジは警察の捜査にも協力しています。ですが、我々にとって一番大事なのは学生の安全を守ることです。学生のプライバシーを守るためにも、また連邦規則に従うためにも個人の健康状態や今後の懲罰に関してはお話できません。」

幸いにもステファニーの体調に大きな問題はなかったというが、ジョンをはじめとする家族たちは今回の逮捕劇に大変なショックを受けているはずだ。若い頃にドラッグにはまるも更生したことを告白しているジョンと同様、ステファニーがこの度の逮捕をキッカケに立ち直ってくれるよう祈りたい。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）