ショービズ界の超大物、ジェニファー・ロペス(43)はやはりかなり気が強いようだ。過去に“ある疑惑”を抱いたがゆえに、信頼していたはずのメイクアップアーティストをいきなり解雇していたことが明らかになった。
長年ジェニファー・ロペスのメイクアップアーティストを務めていたスコット・バーンズ(Scott Barnes)氏が、このたび人気トーク番組『The Jeff Probst Show』に出演。そこでジェニロペによるかつての信じがたき裏切り行為を暴露してしまった。
それはジェニロペがマーク・アンソニーとの結婚を目前に控えていた2004年のこと。ジェニロペとマークが内密に進めていた結婚の話をバーンズ氏が外部にリークしていると思い込んだジェニロペは、こともあろうか事実確認をすることさえせずにバーンズ氏を解雇してしまったという。その後1年近くもの間ジェニロペ、またジェニロペのもとで一緒に働いていた同僚たちからは完全に連絡がなくなり、バーンズ氏はいわゆる“つまはじき”にされてしまったらしい。
「(完全に疎外されて)まるで感染症患者のような気分でしたよ。」
バーンズ氏は当時を振り返り、苦しかった気持ちを吐露している。だが、その後結婚の情報を外部にリークしていたのがバーンズ氏ではなかったと判明。ジェニロペは再びバーンズ氏をスタッフとして雇ったというが、その後の態度は絶縁時とは一転。ジェニロペはあたかも何事も無かったかのような振る舞いだったそうだ。
「今は仲が良いよ。僕はすぐに彼女のもとにスタッフとして戻り、もう二度と(解雇のことについては)話さなかったね。すごく変だろう。彼女のもとでその後6年働いたし、僕が初めて本を出したときはカバー撮影に協力もしてくれた。友達同士だし、彼女はすごく良い人。お互いのことが大好きなんだよ。」
とはいえ、やはり解雇当時、そして再び雇用されるまでの1年間は、バーンズ氏もさぞ悩み苦しい思いをしたことだろう。セレブ関係者によるメディアへの情報リーク、暴露本執筆、根拠の乏しい訴訟などが相次ぐ中、“守り”の姿勢に徹したジェニロペの気持ちも分からないでもないが、1年もの間バーンズ氏が疎外されてしまったとは気の毒な話である。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)