数々のヒット映画に出演してきた個性派俳優ジェフ・ゴールドブラム（60）が、執拗なストーカー女に悩まされていたことが分かった。

『ザ・フライ』（1986年）や『ジュラシック・パーク』（1993年）など、数々の大ヒット映画に出演し人気を不動のものにした俳優ジェフ・ゴールドブラムに、執拗につきまとうストーカーがいたことが判明した。

3日夜にロサンゼルスで逮捕された女は、リンダ・ランソム（Linda Ransom）、50歳。すでに「2015年6月12日までジェフに100ヤード以内近づいてはならぬ」という接近禁止命令が言い渡されていたにもかかわらず、ジェフがセミナーを開催していた「アーマンソン・シアター」に姿を現し警備担当者に見つかってしまったという。この件で通報されたランソムはほどなくして警察に逮捕されたというから、ジェフもホッと胸をなでおろしたはずだ。

ちなみにこの接近禁止命令が下ったのは、今年6月のこと。「ゴールドブラム氏はあなたと何ら係わり合いたくない」という判事にランソムはブチ切れたと報道されており、「彼の敷地に入ったのは、彼に雇われている人たちに襲撃されたから」などとも主張したのだそう。かつて精神を病んでいたというランソムにはまったく反省の色が見られなかったといい、ジェフも「またストーカーされるかも」と警戒はしていたはずだ。

ちなみにこの2人の“出会い”は、なんと11年前。ジェフの演技クラスをランソムが受講したときだという。多少老けたとはいえ、大人の男の魅力タップリで知的なジェフはやはり素敵。心を奪われても不思議はないが、執拗にストーカー行為を繰り返すとは…。凶悪事件に発展しなかったことは不幸中の幸いだが、保釈金を払い釈放されたときに備え今後も引き続き警戒しておく必要があるかもしれない。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）