現在フランス人俳優オリヴィエ・マルティネス（46）と婚約中の女優ハル・ベリー（46）は、今年3月に4歳になった愛娘ナーラちゃんのママである。ナーラちゃんの父親は、ハルの元恋人でモデルのガブリエル・オーブリー（36）。ガブリエルとの交際前には2度の結婚歴がありながら子供を一度も産まなかったハルだが、それにはハルなりの理由があったようだ。

今から20年前に元野球選手と一度目の結婚をしたハル・ベリーは、当時まだ20代後半に突入したてであった。多くの女性が「そろそろ赤ちゃんを」と望む年齢には達していたものの、母にならぬままその後1997年に離婚。その後2001年にはミュージシャンと再婚しているがやはり数年で離婚し、結局子供は作らずじまいであった。そんなハルがようやく愛娘ナーラちゃんを出産したのは、2008年3月のこと。ハルはすでに40代に突入していたが、子作りを40代になるまで待ったのにはワケがあったようだ。3日にドイツのトーク番組に登場したハルは、その理由を以下のように告白している。

「21歳や25歳という年齢だった頃の自分よりも、46歳の今の自分のほうが良い母親だと思うの。」
「20代の頃の私は、まだベイビーだったもの。自分がどういう人間なのかを探ろうとしている時期だったし、子供を育てられる状態ではなかったわ。（40代になるまで出産を）待って、本当に良かったと思ってるの。」

ちなみに現在フランス人俳優オリヴィエ・マルティネスと婚約中のハルが「もっと子供を欲しがっている」という報道も根強い。だがハルには糖尿病の持病があり、一時は「1週間もこん睡状態が続いた」と本人も明かすほど深刻な状態に陥ったこともある。そのため今後さらに出産するとなれば、高齢と持病が大きなリスクとなる可能性も否定できないようだ。オリヴィエとの子供を産まない決断をした折には「養子を迎えるのではないか？」とも言われているハルだが、真相は明らかになっていない。

病気をうまくコントロールし、再び人生の春を迎えようとしているハル。そんなハルが再び出産をすれば世界中の女性に大きな勇気を与えることにはなるが、ナーラちゃんのためにもまずは健康維持を第一に。ファンはそう願いハルの幸せを心から祈っている。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）