A型、B型、O型、AB型。このわずか4パターンに人の行動や心理を大別することはできるのか。シリーズ累計585万部を売り上げた「B型自分の説明書」の続編が11月8日に発売された。「続B型自分の説明書」。今回は「A型」、「O型」、「AB型」もあわせて登場。開いてみると思わず「これってまさに自分!」と叫んでしまうほどの“的中率”に驚かされることになったのだ。
今回の続編では、血液型ごとにそれぞれが様々な場面でどんな選択をするかというシミュレーション形式で展開される。
記者の血液型はAB型。「お風呂場でシャンプーのボトルがほぼ空だった」というシチュエーション。実はこういう場面には個人的によく遭遇する。このときのAB型の選択肢をいくつか読んだ。我が家の風呂場に隠しカメラでも備え付けられているのか!?と思わず勘ぐりたくなるほど自身の行動に当てはまる。
記者の相方(B型)にも「続B型自分の説明書」で、同じシチュエーションを発見。こちらも恐ろしいほど相方の行動に当てはまる。感想を一言でいうならば、たしかにこの一冊は自分の行動説明書である。
続編シリーズには「応用編ことわざシミュレーション」が新たに登場。先人たちの教訓であることわざを各血液型別に当てはめるというもの。「攻撃は最大の防御」(守っているばかりではなく攻撃に転じたほうが防御に有効)ということわざがある。これをAB型の行動にあてはめると、「まっすぐ目は最大の防御」となる。具体的には、
・にらむんじゃない。
・キラキラ目を見せるのみ。
・ほら、このまっすぐな瞳をごらんよ。
・でも、口からは理不尽を連発。
以上がAB型の選択肢となる。これは選択するまでもなく、すべてが記者に当てはまる。
欧米では、血液型で個人の特徴を推察するという文化はあまりないと聞いたことがある。たしかに、わずか4つのパターンに人間の行動を大別するなど難しいだろうと思って開いたこのシリーズ。記者はステレオタイプのAB型であったことを認めざるを得ない結果に。たかが血液型、されどあなどれない血液型である。
「続B型自分の説明書」(A型、O型、AB型も同時発売)は、文芸社より発売中。
(TechinsightJapan編集部 村上あい)