女優であり、国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）の親善大使であり、6人もの子を育てているアンジェリーナ・ジョリー。太れるヒマもないのであろう、子供を3人だけ連れて街に繰り出しても、この通りてんやわんやである。

この水曜日は「ハロウィン」。週末にはあちこちでパーティが開かれ、気の早いハリウッドセレブらはすっかりハロウィンを満喫中であるが、子供のいる家庭ではパーティより“Trick or treat！”、ハイライトは31日である。

こちらで昨日、2008年夏に誕生した双子が本当に可愛らしく成長している写真を紹介した。多忙なマミーに代わり、ナニーさんに連れられてLAはスタジオシティのとある公園で遊んでいたのだ。だが28日にはアンジーが、6人の子のうちシャイロちゃん、ヴィヴィアンちゃん、ノックス君という幼い3人を連れ、シャーマンオークスにある「Halloween Super Store」にコスチュームやグッズ選びでやって来た。

確かに買ったものはボディーガードが持ってくれている。だがアンジーは左の肩に掛けたヴィトンのバッグを背にまわし、その腕でノックス君（4）を抱っこ。右手はヴィヴィアンちゃん（4）の手を引いている。店を先に出てとっとと歩き、道を渡ろうしたシャイロちゃん（6）だが、アンジーに「待ちなさい。ヴィヴィアンと手をつないで」と命じられ、一応それに従ったもののブスッとした顔に。

サングラスをシャツの胸元に下げるボーイッシュなスタイルは相変わらずだが、とにかく最近この子の不貞腐れがよく話題になっている。2014年全米公開予定のアンジー主演のファンタジー映画、『Maleficent（原題）』にきょうだいで出演という話であったが、シャイロちゃんの姿勢には協調性や意欲が見られず、結局断念せざるを得なかった。アンジー自身が「シャイロの将来が心配。だってこの子は誰よりも私に似ているから」と語り、なかなか手を焼いている様子だ。

このふくれっ面を見る限り、シャイロちゃんの内面に恐らくある「もっと構って欲しい」という欲求が満たされているようには思えないが、少なくともタオルを握り締め、親指をしゃぶることからは少しずつ卒業しているようだ。多少ひねくれたとしても、この子にはいずれ、きょうだいの真ん中はなかなか気ラクだと嬉しく思う日が来るであろう。その時にこそ「イイ味」が出るもの、記者はシャイロちゃんに結構期待している。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）