女優デミ・ムーアを捨てた若い夫、俳優アシュトン・カッチャーがすっかり夢中になって交際している女優ミラ・クニス。彼女はこのほどブランド「クリスチャン・ディオール」とのモデル契約をクビになってしまった。
ピンクの薔薇と香水をもてあそぶ、女優ナタリー・ポートマン(31)のそれは美しいCMが人気の「Miss Dior」。セレブなら誰もが憧れるこうした超高級ブランドの広告塔だが、ポートマンとは『ブラック・スワン』での競演が話題になった女優ミラ・クニス(29)も、今年1月には「クリスチャン・ディオール」の顔になることを大喜びしていた。
だが1週間ほど前のこと、同ブランドの新しい顔として『ハンガー・ゲーム』でブレークしたキュートな女優、ジェニファー・ローレンス(22)の起用が発表された。クニスの降板は早すぎる、一体何が原因での交代劇であろう。どうやら彼女は同ブランドが自分に食いついた理由、契約時に彼らが評価した自分の魅力の維持を怠ってしまったようなのだ。同ブランドはクニスのことを、“だらしなく、かつ太って来た”という理由でクビにしたと米芸能誌『Star』が報じている。
レッドカーペットでは確かにゴージャスなクニス。同ブランドのエグゼクティブらが、あのオスカー作品『ブラック・スワン』の彼女に惚れたというのは十分にうなずける。だが、俳優アシュトン・カッチャーとのデート現場ばかりが報じられるようになった今の彼女はというと、ボサボサのロングヘアにジーンズやスウェットといったラフなスタイルで、常にビーチサンダルをペタペタ言わせながら歩いている。
こんなクニスの姿には、ブランドの関係者ばかりか消費者までもが、「これで本当に一流ブランドの広告塔が務まるの?」と首をかしげてしまうのは無理もない。何よりも彼らを「もうダメだ」と思わせたのは、どんどんコロコロして来たクニスの体つきだと『Star』誌。彼女は米人気男性誌『Esquire(エスクワイア)』の11月号が発表した“最もセクシーな女性No.1”だが、本人はそのインタビューでセクシー女優という褒め言葉には「ピンと来ない」とし、容姿への評価にはあまり関心がないと語っている。
今回の“失敗”で分かったことは、女性に人気の超高級ブランドは、やはり女性の間で評判がよく、かつ男性の目をもシッカリと意識しているセレブ(女優であれ、歌手であれ)に目を付けるべきだということ。そのインタビューでも「ダイエットとか美容整形手術とか、まるで興味がないわ」と語ったクニス。だらしなく、かつ太る要素が十分にあったのだ。「見抜けなかった」の一言に尽きるであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)