『トワイライト』シリーズの“ベラ・スワン”の熱狂的なファンの中には、ストーカーすれすれの危険人物もいるということか。クリステン・スチュワートが彼ら、彼女らに対する恐怖心を告白していたことが分かった。
『トワイライト』シリーズ最終章、『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』の公開がいよいよ来月にと迫ってきた。パリで活躍しているジャーナリストのTalia Soghomonianが、ロバート・パティンソン、クリステン・スチュワート、テイラー・ロートナーとのインタビュー内容をまとめた著書、『In Their Own Words』が話題になっている。
そのインタビューでクリステン・スチュワート(22)は、同シリーズの熱狂的なファンについて「もはや脅威の存在」と語っている。社会現象とも呼べるその爆発的な人気に、一生の思い出になる最高の作品に出演したことを誇らしく感じる半面、現実と夢の境目も分からなくなるほど人々がその禁断のラブストーリーに夢中になる様子を、気味が悪いと感じてしまう様子。早くこの作品からの卒業を果たしたいと強調した。
「ファンの域を超えてストーカーになってしまった人たちがとにかく怖い。私はいつかそういう人に殺されるんじゃないかとビクビクしているわ。だってそういう人たちは、お互いに情報を交換して私の居場所を逐一チェックし合っているの。例えばFacebookやTwitterで“クリステン・スチュワートを見かけた”なんて文章を見つけると、すぐにそこに駆け付けるのよ。」
憧れの“ベラ・スワン”、そしてクリステン・スチュワート。一目でいいからホンモノに会ってみたいと思いを募らせるファンの強い気持ちは、残念ながらセレブにとっては恐怖すら感じる迷惑なもの。これはどうしようもないギャップと言えよう。「最終章が公開になれば、ようやくベラ・スワンから卒業よ。喜んで“グッバイ!”と言うつもり。それで私は全然OKだし」と添えたクリステン。ファンもがっかりするような冷たい言い方である。
もっともこのインタビューが行われたのは、妻子持ちの映画監督との「不倫キス」騒動より前のこと。今の彼女ならこれまた違うコメントをしているのではないだろうか。「ロブのファンに殺されそうで怖いわ。それにいつまでもベラ・スワンとエドワード・カレンでいたい。ロブと私は永遠のアイテム。作品からの卒業なんてムリよ」などと…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)