こういう時に、普段の言動における“信頼度”がモノを言う。父に電話で「母がコカインをやっている」と言った娘リンジー・ローハン。慌ててそれを撤回する娘だが…!?
ハリウッドの「強・共依存母娘」と呼ばれる、女優リンジー・ローハン(26)とマネージャーの母ディナ(50)。2人が繰り広げた10日の喧嘩はいつになく激しいものであった。オールナイトで一緒にクラビングしていたものの、お酒が深まるにつれ、「ロングアイランドの家のために払ったお金を私に返してよ」とリンジーが言って、喧嘩が勃発したと報じられている。
ディナにはリンジーの頭をつかんだり、ブレスレットを引きちぎるなど暴力的な行動も見られ、リンジーはパニック状態で車から父のマイケル・ローハンに電話。「ママはコカインのせいで悪魔みたいな振る舞いなの」と話すリンジーとの通話を、マイケルはちゃっかりと録音していた。彼は警察も呼んだ上に、通話内容を芸能メディアにリーク。こんな父についてリンジーは「サイテーな男。もう死んだと思うことにするわ」とひどく憤慨している。
ところが当然出て来たのが、2人を案じる周囲の人々からの「親子共に依存症、メンタル面での徹底的な治療も必要。リハビリ施設入りを」という声。その後母と仲直りしたこともあり、リンジーは11日、『TMZ Live』との電話インタビューで「ママは素晴らしい女性。喧嘩したことをとても後悔しているわ」と語った。気になる母のコカイン使用疑惑については、「あまりの怒りで、思いつきにまかせて私がウソをついてしまったの」だそうである。
ここで思い出されるのが、ディナが先月中旬に出演した人気トーク番組『Dr. Phil』での様子。ヘンな含み笑いやジェスチャーばかりが目立ち、フィルの質問には答えをはぐらかす。そうかと思えば突然泣き出す精神不安定なディナには、誰もが「出演前にアルコールかドラッグでも?」と疑った。そして判事や弁護士をも困らせた、リンジーの「虚言癖」は皆さんご存じの通りである。彼女の「ママはコカインなんてやっていない」という言葉に、果たして説得力はあるのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)