今時ためらいだの恥じらいだのと口にしていては、女優業は務まらないようだ。若手人気女優のトップに常に選ばれているクリステン・スチュワートも、エマ・ワトソンも、ともに脱ぐことには「全くためらいがない」そうだ。
ヨーロッパにはかなり遅れをとったものの、女優クリステン・スチュワート(22)の最新主演映画『On the Road(原題)』が、アメリカでもついに公開となった。サンフランシスコ近くのサンラフェルにて開催された、『ミルバレー映画祭』で上映されたその作品、人々が目にしたのは乳房を露出しているクリステン演じる“Marylou”であった。
彼女はパンティ1枚でベッドにも横たわるし、車内でイケメン男性2名とラブシーンも演じる。「トップレスになることに羞恥心はない」とMTVに語るクリステン。作品と監督を信じていれば、違和感なく服を脱ぐことが出来るというのだ。
何と大胆なと思いきや、大西洋を渡ったイギリスの若手人気女優、エマ・ワトソン(22)もその気持ちは同じであった。最新出演作品『ウォールフラワー(原題:The Perks of Being a Wallflower)』が先月に全米公開を迎えたが、この映画はティーンによる薬物摂取、飲酒、暴力、セックスといったシーンが満載で「PG-13」指定。エマはハリポタ女優から大きく脱皮を遂げた感がある。
この作品のプロモーションにおいて、エマは英芸能誌『Hello!』に「これまでとは全く異なる私を見てもらえるのはとてもエキサイティング。エマ・ワトソンという女優はまだまだ成長中で、どんどん生まれ変わっていくということを分かって欲しい。もっともっと大人っぽい役に挑戦してみたい」などと語った。またヌードについても、かなり大胆な考えを持っているようだ。
「まだヌードの依頼を受けたことはないの。でも私は16歳の時からこう言い続けてきたはずよ。脱ぐことに全く不自然さがない、そんな作品に出会えたら私は喜んでヌードになるわってね。だって私は女優だもの。」
良い作品、良い役に恵まれたら「その女性になり切りたい」と強いプロ意識をにじませるエマ。肌をさらすことにもためらいがないと涼しい顔で言う彼女には、インタビュアーの方がたじたじである。ハリポタ・シリーズからは多くの少年少女が俳優、女優として育ったが、大学に進学して勉強にも忙しいエマこそが、もっとも役者の仕事を愛していたように感じられる今日この頃である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)