イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】レディー・ガガの元バックアップシンガー、ソロデビューを目指して『The Voice』に挑戦。

バックアップシンガーという仕事は、歌の世界のれっきとしたプロフェッショナル。だが、「バックアップ」の部分をどうしても取り除きたいとしたら…!? ひとりの女性の果敢なる挑戦が話題になっている。

クリスティーナ・アギレラら、4名の実力派ミュージシャンがジャッジを務めるオーディション番組『The Voice』。審査員はイスごと背を向けているため、出場者の年齢やルックスは全く分からない。とにかくその歌声を聴き、「自分のチームに入れて育ててみたい」と思った審査員はボタンを押す。するとイスが回転し、めでたく出場者と顔を合わせる仕組みになっている。

9月30日のこと、数あるオーディション番組の中でも、「歌手たるもの姿カタチよりまずは実力」と考える傾向が一番強いと言われるこの番組『The Voice』に、ルックスもかなりイケているChevonneという名の若い女性が挑戦。歌った曲は「プリテンダーズ」の“Brass in Pocket”であった。

選曲および声から伝わる雰囲気により、「絶対にシーロー・グリーン好み」だとして、ボタンを押すよう彼にプレッシャーをかけるブレイク・シェルトンとクリスティーナ・アギレラ。しかしシーロー・グリーンは首を横に振り実に慎重。Chevonneは心の緊張と体の躍動で息が切れたり弾んだりするようになり、見守る家族らは今にも泣き出しそうな表情で神に祈りを捧げている。しかし彼女は高音部になるとパワーをみなぎらせ、ここに魅せられたブレイク・シェルトンとシーロー・グリーンがほぼ同時にボタンを押した。

このChevonne、なんと元はレディー・ガガのバックアップシンガーであった。「バックアップ」の部分を取り除きたい、ソロとして本格的に歌ってみたいという強い思いでこの番組に挑戦したのだ。とにかくボタンを押してもらえてよかった。彼女を雇ってツアーを行っていたガガもほっとしたに違いない。もっとも苦しい闘いはこれから。頑張って頂きたいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)