イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】歌姫テイラー・スウィフト、「ジョニ・ミッチェルの若かりし日」を演じることが決定。

人気歌姫テイラー・スウィフトが、普段とは異なる渋くてぐっと大人っぽい一面を披露することになりそうだ。新作映画でベテラン・シンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルの若かりし頃を演じることになった。

歌姫テイラー・スウィフト(22)の最近の話題と言えば、ケネディ家のホープのひとり、超イケメンなコナー・ケネディ君(18)との熱愛の件ばかり。超忙しい人気歌姫と、全寮制の名門校「ディアフィールド・アカデミー」に戻ったコナー君の純愛は今後どれほど続くものか、誰もがハラハラしながら見守っている。

そんなテイラーが、本業以外でもさらにちょっと忙しくなりそう。シーラ・ウェラーの2008年の著書『Girls Like Us(原題)』が映画化されるにあたり、カナダ出身のシンガーソングライター、ジョニ・ミッチェル(現在68歳)の若かりし日を演じることになった。オファーは4月からあったが、先週ついに出演の決意を固めたのだ。

お嬢様スタイルの多いテイラーが、メイクもほどほどに1970年代のスタイルに身を包むというのもなかなか見ものである。懐かしきあの時代のシンガーソングライターとしては、他にもキャロル・キングやカーリー・サイモンの生き様にもスポットが当てられるため、歌える女優か、それとも女優としても通用する歌手か、キャスティング・プロデューサーも頭を悩ませていることであろう。

ミッチェルは画家としても活躍する非凡な女性歌手で、グラミーを9回も受賞し、1997年にはロックの殿堂入りも果たしている。ヒット映画『ラブ・アクチュアリー』をご存じの方には、クリスマスの夜、夫が職場の若い女の子に心を奪われていることに気付いたカレン(エマ・トンプソン)が、夫からのプレゼントであるジョニ・ミッチェルのCDを聴きながら自分の部屋で涙をこぼす、あのシーンを思い出して頂きたい。ミッチェルの歌う静かな“Both Sides, Now”が彼女のその切なさを倍増させていた。ミッチェルの落ち着いた声、曲の持つ奥の深さがプレッシャーではあろうが、テイラーには是非とも頑張って頂きたいと思う。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)