イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】アーノルド・シュワルツェネッガー、「不本意な気持ちで書いた」と自叙伝への本音を吐露。

妻を裏切った男に対する世間の目はやはり冷ややか、現実の厳しさを知ったという感じか。せっかくの自叙伝出版にも、アーノルド・シュワルツェネッガー(65)の口からは今、ネガティブな言葉ばかりが出てくるようになっている。

ジャーナリストとしてデキる女性でありながら、アーノルド・シュワルツェネッガーとの結婚で家庭に入り、4人の子を産んだ妻マリア・シュライヴァー(56)。しかし、夫は元家政婦と浮気し、そして彼女はシュワにそっくりな隠し子を出産妻を裏切り、大恥をかかせてしまった。

そのあたりをあれこれ反省し、釈明し、さらに自分の武勇伝の数々を加えて完成させたシュワの自叙伝『Total Recall: My Unbelievably True Life Story』の出版が話題になっているが、この本に関する最新トピックスは、なんといっても親友である俳優シルヴェスター・スタローン(66)の元妻ブリジット・ニールセン(49)とのホットな関係だろう。ブリジットは昨年、「シュワはマリアと結婚する気なのに私ともズルズル」などと激白していたが、これが改めて真実だと分かった次第だ。

さて、こんなシュワに向けられる世間の目がいかに冷たいかは、先に芸能情報サイト『TMZ.com』が行ったWEBアンケートの内容をお伝えしているので、どうかそちらでご確認頂きたい。シュワは恐らく、「ハリウッドのAリスト俳優から州知事になったんだ。俺はもっとヒーローだろうに」とさぞかし不満でいっぱいであろう。

しょせんシュワは“役者”であるため、全てが本音だと思って見た人はいないはずだが、この日曜日、CBSの『60 Minutes』で人々はついにシュワの肉声を聞くことになった。元家政婦ミルドレッド・バエナさんが産んだジョゼフ君について、彼はこのように話している。

「成長とともにジョゼフはどんどん私に似てきた。話さなくても顔を見ただけでピンと来るものがあったよ。でもミルドレッドは本当にデキた女性で、私が困るようなことを決してしないと心掛けてくれていた。今の私に出来ることは、この子とミルドレッドに経済援助という誠意を見せることだと思っている。」

そしてシュワは、自分自身については「つまりカンペキな人間ではなかったってことだよ」と自嘲気味に話し、自叙伝出版については「書きたくて書いた本ではないね」とキッパリ。州知事職を退くと決めた頃、いっぱしのサクセス・ストーリーにするつもりで執筆を開始したが、隠し子スキャンダルのおかげで余計な枝葉の追加を余儀なくされたからであろう。元ヒーローが「俺は所詮不完全な人間、不本意な気持ちで書いた」などといって自叙伝を出版する、これは本当に珍しい話ではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)