世界の歌姫マドンナ（54）が、熱のこもったパフォーマンスの最中に豪快に転倒。両足を上げ仰向けになる大胆な姿でファンを一瞬唖然とさせるも、すぐさま立ち上がり歌い続けたとして話題になっている。

現在マドンナは『MDNAツアー』の真っ最中。週末にはテキサス州ダラスの「American Airlines Center」でコンサートを行い大勢のファンを熱狂させた。中でも名曲中の名曲『Like A Prayer』にファンは大興奮。大声を張り上げ歌うファンにマイクを向けサムアップするなどマドンナも上機嫌だったが、ダンサーの汗でステージが濡れていたのかマドンナがツルッ！　豪快にお尻から転びファンも一瞬ヒヤリとした。

ここで普通ならばダンサーが助けに来るところだが、マドンナは転倒があたかもパフォーマンスの一部であったかのごとく冷静そのもの。フワリと上体を起こすなり立ち上がると、そのまま何事も無かったかのように歌を続けてみせた。

そんなマドンナも50代半ば。このような軽やかな動きが可能なのもワークアウトの賜物である“鍛え抜かれた背筋と腹筋”があってこそである。まさに努力の人ともいえるマドンナ。担当するパーソナルトレーナーは「マドンナこそが私のメンター」とした上で、以下のように語っている。

「今の私があるのはマドンナのおかげ。マドンナのようにやる気があってひたむき、そして情熱のある人と一緒にいられるなんて素晴らしいこと。彼女のおかげで私の仕事はフレッシュでエキサイティングなものになるの。」

このところ過激パフォーマンスを非難されることも多いマドンナだが、「最高のショーをオーディエンスに見せたい」という気持ちは今も昔も変わらない。年齢を重ねても変わらぬそのプロ根性は、まさに天晴れである。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）