「ショーの最中に、個人的な映像が保存してあるカメラとコンピューターを盗まれた!」そんなジャスティン・ビーバー(18)のツイートに続いて現れたある“人物”が、ジャスティンの映像をTwitterに投稿。「盗み出した映像をもっと公開してやる」と宣戦布告してジャスティンとそのファンを震え上がらせていたのだが…。
「カメラとコンピューターを盗まれてしまった」と告白していたジャスティン・ビーバー。その後“犯人”と思われる人物が「流出してやる!」とTwitterにアップしたのは、ジャスティンがニッキー・ミナージュをフィーチャリングした曲のミュージック・ビデオだったからファンは唖然。どうやらこれはジャスティンによるビデオの宣伝だったと分かり、多くのファン、そしてメディアがその“でっち上げ事件”を批判した。
だが、ここにきてさすがに「やばい!」と思ったのだろう。ジャスティンの代理人は早速『AP通信』に以下のようなメールを送信し、事態の収束を図っている。
「ジャスティンのノート型パソコンが盗まれたのは事実です。作り話なんかではありません。」
この盗難についてはオンラインで警察への届けもあったというが、警察は調査に時間をかける様子もない。“盗難事件現場”とされるワシントン州タコマの警察は「本当に盗まれた可能性もある」としながら、「多くの人が利用された」とも苦々しく語っている。さらに、問題のショーの夜に本当に盗難があったのかを確認すべく、当局は会場の防犯ビデオを早速検証。しかし結局、盗難があったか否かまでは確認できなかったと『Tacoma News Tribune』紙は報じている。
ちょっとした宣伝のはずが大問題になり、ジャスティンも今頃「しまった…」と思っているはずだ。だが、もし“盗難事件”が事実だとすればジャスティンは被害者である。プライベート映像が今後流出する可能性もあり心配だろうが、犯人がTwitterに登場したように見せかけビデオの宣伝をするという方法はやはり褒められたものではない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)