世紀のスーパーアイドル、我らがジャスティン・ビーバー(18)が、コンサートの最中にステージで嘔吐してしまうというアクシデントが起きてしまった。
先週土曜日にアリゾナ州グレンデールに位置する「ジョビング・ドットコム・アリーナ」にて盛大なコンサートを開催したジャスティン・ビーバーだが、どうやら体調が非常に悪かったようだ。
この晩、18000席もあるこのアリーナでは多数のファンが生ジャスティンの素晴らしいパフォーマンスに熱狂。悲鳴にも似た声援をジャスティンに送っていたのだが、ジャスティンは客席から突然顔をそむけるなり、体を90度折り曲げるようにして嘔吐してしまったのだ。この時ジャスティンは『アウト・オブ ・タウン・ガール/Out Of Town Girl』を熱唱中。どうにもたまらずいったんバックステージに下がるも、すぐにステージに戻り“プロ根性”を見せ付けた。その後またもや嘔吐し、それほど体調が悪いにもかかわらず、ジャスティンは茶目っ気タップリに、心配するオーディエンスに向けこのように話しているのだ。
「こんなに大勢の人たちの前で体調を崩して吐いちゃうなんて、辛いよ。ステージで吐いてる僕を、みんなまだ愛してくれるかい? ねえ、君たちに最高のコンサートを見せたかったんだ。最後まで続けさせてもらってもいいかい?」
この日のコンサートをどうにか終えたジャスティンは、次のようにツイートしてファンを安心させている。
「ミルクを飲んだのがいけなかったみたい(笑)」
ちなみにジャスティンは初夏にパリで行ったコンサートの最中にガラスの壁に激突。気絶するほどの脳震盪だったにもかかわらずコンサートを続行し、「僕はカナダ人。カナダ人はタフなんだよ(笑)」などとツイートし、ファンに「さすが!」と称賛されている。
「ファンのために」と体調不良を押してまでコンサートを開催する傍ら、ときには「収録はしないで!」と取材を拒みながら重病のファンを見舞ったりもしているジャスティン。ファンを大事に思うが故とはいえ、やはりかなりお疲れがたまっているのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)