10月7日にハワイでリサ・ステリーさんと結婚したばかりのジャック・オズボーン(26)が、その翌日8日に現地で溺れた女性をレスキュー。日本人神経外科医らと共に女性を救った様子を、自らのFacebookで明かしている。
このたびジャック・オズボーンは「多発性硬化症」を患う自分を支えてきたリサ・ステリーさんと、めでたくハワイで結婚。式を挙げた翌日10月8日には、現地で溺れた女性に遭遇するというハプニングもあった。その際懸命にレスキュー活動を行ったジャックをリサさんは「誇らしい」と絶賛。ジャック本人も当日の様子をFacebookでこう明かしている。
「溺れた女性がビーチに引き上げられたのを見たって家族に聞いた。僕は軍のオペレーター経験がある友人タイラーの手をつかんで、何か手助けできないかと様子を見に行ったんだ。」
過去に5年もの間「警察予備隊」のメンバーだったこともあり蘇生法の技術もバッチリというジャックは、現場に居合わせた日本人神経外科医らと共に救命活動をスタート。その後力を合わせて意識不明の女性をゴルフカートに乗せ、さらに救命活動を続行したのだ。数分後に救急車が到着するまでの様子をジャックはこう綴っている。
「救急車が来るまでの間、僕は心臓マッサージを続けたんだ。救命士たちが到着したらすぐに交代してもらったよ。」
このような努力の甲斐もあり、意識不明だった女性は順調に回復しているそうだ。
「女性は良くなっているって聞いたよ。早く元気になってほしいね。」
そう喜び回復に期待するジャック本人も難病と闘っているが、現在は薬と食事のコントロールで病状も落ちついているという。産まれて半年になる愛娘パールちゃんも、「パパはママとの挙式翌日に女性の命を救ったんだよ」というジャックをいつの日か誇らしく思うことだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)