今から2週間ほど前のこと、女優リンジー・ローハンが肺炎でダウンし、新作の撮影に影響が出ているなどと伝えられた。お得意の“仮病によるお騒がせ”かと思いきや、本当に深刻なものであったようだ。
今、どのような仕事のオファーも有難いはずのリンジー・ローハン(26)。しかしカメオ出演で9日に撮影が予定されていた映画『最終絶叫計画5(原題:Scary Movie 5)』の撮影を、「肺炎のようだ」とドタキャン。相変わらずの“お騒がせ”ぶりが話題になっていた。
そんなリンジーが23日夜、緊急治療を受けるためにニューヨークの病院「Mount Sinai Hospital」に急行した。呼吸器症状がひどく悪化したためである。診断の結果、下された病名は「マイコプラズマ肺炎」。アメリカではこれを“walking pneumonia(歩き回れる軽度の肺炎)”と呼び、検査後のリンジーはその通り帰宅となった。
父親のマイケル・ローハンはそんなリンジーについて、メディアのマイクに「リンジーはここしばらく肺炎のような症状に苦しんでいた。それでなかなかニューヨークに飛ぶことができなかったんだ。幼い頃にはひどい喘息を起こす子だったから、呼吸器系の病気を軽く見てはいけない」と語り、大変心配している。
過去には、自分の不利な状況を切り抜けるために仮病を使うこともあったリンジー。19日にも、深夜にポルシェを運転してクラブに向かう途中で歩行者にぶつかり、そのまま逃走したとして警察に逮捕されていた。今回ばかりは病状は深刻なものであったといいたいところだが、やはり「咳込んで胸が苦しいのにクラビング!?」という声も。
問題は他の人への感染であろう。普通の感冒の咳だと思っている時期にも、飛沫感染により他の人に病気を広げている可能性がある。やけに咳をしている最近のリンジーに接したという人々は、少しの間自分の体調に気を付けた方が良さそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)