これほどまでに、“どの写真も同じに見える”と感じるハリウッド俳優もいない。15日、俳優キアヌ・リーブス（48）がまたこの格好でロサンゼルス国際空港を歩いていた。

夢のような職業である「ハリウッド俳優・女優」。彼ら、彼女らには是非とも一般人にはない“華”を持っていて欲しいものである。例えば映画ではドタバタしているコメディ俳優を搭乗口で見かけても、「ファーストクラスのお客様は」の案内に颯爽と立ち上がる彼らは、素晴らしいセレブ・オーラを放っているものである。

だが俳優キアヌ・リーブスはというと、とにかくヨレヨレ・クタクタ感がすっかり板についてしまっている。先月にも、キアヌが4年前からずっと同じスタイルであることを写真つきの記事でお伝えしていたが、ロサンゼルス国際空港に到着した今月15日、彼はバッグからシューズまでまたしても同じ。「愛用」を通り越している感じだ。

こんなキアヌについて、人々はよく「彼の人生は山あり谷あり。いろいろなことを若くして経験しすぎたため、達観している」などと言う。確かに近寄りがたいほど独特で孤高な魅力を放っているキアヌという男。ニオイにだけ気を配って頂ければ、それでおおいに結構というべきなのかもしれない。

さて、そんなキアヌが忠臣蔵・四十七士に加わる“カイ”を演じる、カール・リンシュ監督による武士道映画『47RONIN』が再び公開の延期を発表し、ファンをやきもきさせている。真田広之、浅野忠信、赤西仁ら日本の豪華キャストにも注目したいこの映画、本来は今年11月にも全米で公開される予定であったが4月に来年2月への公開延期が発表され、撮り直しや編集作業のため、このほどさらにそれが来年12月まで延びてしまった。クールなキアヌにとにかく早く会いたいものである。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）