産後頑張って18kgもの減量に成功し、そのボディでトーク番組にも出演。「有言実行」だと拍手を受けたジェシカ・シンプソンだが、広告契約を交わしていたダイエットカンパニーは意外にも厳しい評価を下しているようだ。
おデブ歌手であったはずのジェニファー・ハドソンを、美しく変身させたダイエットプログラムで知られる米国「ウェイト・ウォッチャーズ(以下WW)」社と、4ミリオンドル(約3億1千万円)で新しい広告塔となる契約を交わしていたジェシカ・シンプソン。
彼女は5月1日に女児を出産し、その後に大幅な減量を強いられて数か月。彼女の“嬉しい変化”を伝えるWW社のCMがついに完成した。居間でくつろいだ雰囲気のジェシカは、ビデオカメラに向かって「経過は順調、頑張っているわ」などと語りかけている。
「こんにちは、ジェシカ・シンプソンよ。ええ、私は今“WW”のダイエットプログラムで減量中なの。プレッシャーもすごくあったわ。でも私は私、スーパーモデルになるわけじゃないんだし、美味しく食べたいし、娘のために健康でいたいだけなの。だから私には“WW”がぴったり、経過は順調で気分も最高よ。」
だが残念なことに肝心のボディがまるで映らない。首から上ばかりで、丸みを帯びた肩が時おり映るのはかえって逆効果な感じも。要するにWW社はジェシカほどにはその出来栄えに満足しておらず、肩から下については、彼らが満足するようなスリムラインの達成を確認してからということであろう。
ジェシカに限らず産後の女性は、たとえ少しずつであっても体重が落ちて行くことにホッとするものである。本人も経過は順調と言っているのだし、是非とも全身を捉えてあげて欲しかった。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)