ブリトニー・スピアーズとデミ・ロヴァートが審査員席に並ぶ、『Xファクター・USA』新シーズン。しかしブリトニーはそのプレッシャーに耐えられるのであろうか。
今月12日に「シーズン2プレミア」の放映が予定されており、いよいよ収録が始まった『Xファクター・USA』。しかし破格のギャラで契約し、看板審査員となるはずのブリトニー・スピアーズが初日に不調を訴え、降板の可能性が出ていたことが分かった。
当初ブリトニーのその不調について、番組関係者は「単なるトイレ休憩で席を外しただけですよ」と説明していたのだが、番組の総指揮官である音楽プロデューサーのサイモン・コーウェルは『TMZ Live』との電話インタビューで、「パニック発作だったという噂があるが」と訊ねられるとそれを認めた。
「そう、その通りだよ。番組収録開始20分でトイレに行くと言って席を立ち、戻って来てもどうにも具合が悪い。プレッシャーに弱いらしく、本人もぐったりして“私、この仕事を続けられるのかしら”と初日から弱気になってしまってね。でも彼女は最も高いギャラで契約したスターだよ。こんなこと明らかに出来ないから、ウチの連中は“ただのトイレ休憩”と言うしかなかったんだ。」
どうなることかと一時はかなり焦った様子だが、そこはサイモンのこと、ぬかりはない。しっかりとブリトニーに向き合い、話をよく聞きながらその自信回復とプレッシャーの克服に力を添えた様子で、「もう大丈夫。今のブリトニーはやる気マンマンで、最高にイケてる審査員を自負しているよ」とのことである。
子役から活躍し、スポットライトを浴び続けて来たブリトニー。当然「心臓に毛が生える」くらいの度胸と図々しさを身に付けていると思っていたが、内面は意外にも繊細であるようだ。オーディション出場者に放つ彼女の言葉が“キツイ”と話題になったこともあるが、きっと相手は「スーパースターからの有難い助言」と受け止めるに違いない。どうか意気揚々とその仕事にあたって頂きたいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)