海外セレブ・ニュースにおいて、「最近ずいぶん静かになったな」と思うのがこの人、レディー・ガガである。久しぶりにエキセントリックなファッションを見せてくれたのだが…。
2日、デンマークはコペンハーゲンのホテル「Hotel Skt. Petri」から出てきた歌姫レディー・ガガは、車に乗り込んでコンサート会場へと向かった。国際空港でも滞在先ホテルでも、ファンや野次馬で一番ごった返してしまうのはやはり土日。2日も実は日曜日で、ガガも久しぶりにエキセントリックな格好をしていたにもかかわらず、以前のような群集に囲まれて身動きが取れないほどの混乱は全く見られなかった。
その破天荒さゆえに、時々マドンナと比較されることがあるガガ。マドンナは53歳という年齢にもかかわらず、言動のいちいちが“爆弾”系であるため頻繁に物議を醸しているが、彼女に比べればガガはかなりの博愛主義の人格者ではないだろうか。「イジメは許さない」、「ユニークであることに誇りを持って」、「質素なアパート暮らしで十分」、「LGBTの人々にも愛と人権を」、「リトル・モンスター命!」、「愛する人と結ばれ、子供がいっぱいの幸せな家庭を持ちたい」などという発言にファンは心を打たれてばかりである。
ここところのガガの“セレブ・ニュース露出頻度”は、そのマドンナと比べても、また以前と比べてもかなり低くなっている。ガガのその個性的なスタイルに「人々がそろそろ飽きてきた」という声も実はチラホラ聞こえているのだが、彼女には抜群の音楽的才能とパンチの効いた歌声という武器があり、それを「飽きる」と言う人は決していない。エキセントリックだ、クレイジーだといった形容詞のつかない、1人の実力派ポップ・シンガーに路線変更というのも大歓迎だが、“ユニークだからガガがいい”という熱狂的なファンは恐らくそれを許してくれないような気もする。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)