『ゴシップガール』で敏腕実業家“リリー”を演じる女優ケリー・ラザフォード、その私生活はドラマ同様にトラブル続きである。このほど異国の地で愛する我が子を抱きしめたは良いが、元夫には「よくもハメたわね!」とたいそう怒っている様子だ。
つい先日、女優のケリー・ラザフォード(43)がエルメス君(5)、へレナちゃん(3)という2人の子供の親権をめぐる裁判で窮地に立たされていることをお伝えした。子供たちの父親である元夫、ダニエル・ギエルシュ氏の立場を悪くさせようとするあまりケリーは暴走。策略がことごとく裏目に出た結果、子供たちは今年5月から南仏ニースに近いモナコで父ギエルシュ氏および祖父母と暮らしている。
子供たちは9月からモナコのインターナショナル・スクールに通うことも決まっているため、夏休み中に一目会いたいケリーは裁判所の許可を得てフランスに飛び、2日ニースのその到着ロビーでは“Welcome Super Mama”の可愛い文字が描かれた水色のフラッグやバルーンを手に、子供たちは母ケリーとの再会を待っていた。
だがなぜかそこにカメラマンの姿がチラホラ。最高の気分で出迎えられたケリーであったが、事態に気付くと表情を強張らせ、しかし子供たちにそれを悟られまいと笑顔で車に移動している。後ほど彼女はフランス在住の友人に電話して、「ダニエルの仕業だわ。子供たちをメディア露出から守るように裁判所から厳しく命じられたことを知っていながら、私の立場を悪くさせようとしてハメたのよ」などと強い憤りをぶつけたことを、芸能情報番組『TMZ』が報じている。
我が子が遠いモナコに暮らしているのも、そもそもケリーが“彼はドラッグと武器の密輸に関連している”などという作り話を展開し、彼を米国から追放しようとしたことが発端になっている。口惜しさを抑えて海を越えて我が子に会いに行けば、そこには裁判所に厳しく禁じられた「メディア露出」の罠が。立場の逆転を図りたいが全く勝ち目が見えてこないケリー、どうすれば良いのか頭を抱えているに違いない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)