キム・カーダシアン(31)をさらに美しくしパーフェクトなモデル体型にしたらこうなる! そんな美しい風貌が自慢の異父妹ケンダル・ジェンナー(16)が『New York Fashion Week』に登場し話題を呼んだばかりだが、この晩ケンダルの“スペシャルゲスト”としてある幼い少女が会場に招かれていたことが判明した。
その美しさにかけては異父姉キム・カーダシアンをも上回ると評判のケンダル・ジェンナー。そんな彼女が『New York Fashion Week』のショーにモデルとして登場し話題となった。そしてそこには「ファッションが大好き!」という9歳の少女モーガン・ピアースちゃんがケンダルの“スペシャルゲスト”として招かれていた。
実はモーガンちゃんは幼くして神経芽腫と呼ばれる小児ガンを患っており、その闘病が始まってすでに4年が経過している。小児ガンの診断を受けた翌年に1度は完治するも、その後2度再発し、闘病生活を続けている。フロリダの自宅からニューヨークに飛びガン治療を受けているモーガンちゃんの存在を知ったケンダルは、早速モーガンちゃんをショーに招待。VIP待遇でもてなし最前列の席を用意した上、プレゼント入りの袋をいくつもあげて喜ばせたという。さらにはファッション業界に憧れるモーガンちゃんをバックステージに招き、メイクやヘアスタイリングの様子を間近で観察させてあげた。9月が「小児ガン啓蒙月間」であると知っていたケンダルの粋な計らいの数々に、モーガンちゃんも家族も大感激したという。
この素敵な晩を振り返り、モーガンちゃんの母エミリーさんは米誌『People』にこう語っている。
「ケンダルさんが、9月が“小児ガン啓蒙月間”であることに興味を持ってくれていたなんて、本当に素敵。モーガンはケンダルさんの応援ができて大喜びでした。」
だが大喜びしたのは、モーガンちゃんと母エミリーさんだけではない。ケンダルはモーガンちゃんに対する気持ち、そして出会えた喜びを同誌にこう明かしている。
「モーガンちゃんの夢がファッションショーに来ることだと聞いて、それを実現するために何だってしてあげたいと思ったの。」
「モーガンちゃんはとっても可愛いかったわ。ショーに来られて大喜びしてくれたの。モーガンちゃんのスペシャルな夜に私も立ち会えて、光栄な気分よ。」
リアリティ番組『Keeping Up with the Kardashians』により、この一族は「派手な暮らしと金儲けに夢中」というイメージばかりが強い。だが実はチャリティに熱心という一面もあり、キムにいたっては他のセレブらにも呼びかけ数々の慈善活動に汗を流しているのだ。実母クリス・ジェンナー(56)も「お金を稼いだら一部は寄付するものよ!」とキムらに教え育てたというが、その優しさはしっかりとケンダルにも引き継がれているようだ。
ファッションショーで笑顔いっぱいだったモーガンちゃん。完治した暁には、スタイリストとして“モデル”ケンダルとの再会を果たすかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)