実力派俳優として高く評価されながらも、スキャンダルがやけに多い俳優アレック・ボールドウィン(54)。そんな彼の「暴れん坊」ぶりが大きく注目されるキッカケとなったのが、前妻キム・ベーシンガー(58)との間に誕生した愛娘アイルランドちゃんを巡る騒動であった。キムとの破局に伴いなかなか会えなくなったアイルランドちゃんが電話に出ないことにアレックは激怒。ボイスメールの形で暴言を残すもそれがそのまま人気芸能サイトの手に渡り、アレックは「世界一のダメ親」のごとく糾弾されてしまったのだ。あれから約5年。そんな父をアイルランドちゃんは温かい目で見ていることが分かった。
今年10月に17歳の誕生日を迎えるという写真の美少女は、俳優アレック・ボールドウィンと女優キム・ベーシンガーの間に誕生した愛娘アイルランドちゃんである。かつてキムとの破局、別居を機にアイルランドちゃんに会うことがなかなかできなくなってしまったアレック。電話に出ない娘に激怒した挙句「“rude, thoughtless little pig (無礼で思いやりの無いちび豚)”」などというトンデモない暴言メッセージを残してしまったが、その録音テープが芸能サイトに渡り当時大変な騒動が勃発。アレックはまさに世界中のメディアから「父親失格」のごとく報道されてしまったのだ。だがそんな父と「仲良くしている」というアイルランドちゃんは『NYポスト/Page Six』の取材に応じ、当時をこのように振り返っている。
「これまでも、ずっとパパとは仲良くしてきたの。」
「あのボイスメールに関する唯一の問題点は、みんなが大げさに考えすぎたってこと。パパは前にもストレスを溜めてあれくらいのことは言ったことがある。私は別に気にしていなかったのよ。電話をかけて、“ごめん、パパ。電話を持ってなかったのよ”って言って、それでオシマイだったんだから。」
この騒動の勃発により一時期自殺を考えるほど悩んだというアレックだが、今では2人で騒動をネタに冗談まで言い合うのだという。
ちなみに理解あるアイルランドちゃんはアレックの再婚相手、20代のヒラリアさんを「mom(ママ)」と呼び、関係はいたって良好というから素晴らしい。
「ヒラリアは私にとってお姉さんのような存在なの。でも十分な時間はまだ共有できていない気がする。お互いをもっと知らなくちゃ。もっとたくさんのことを一緒にしなきゃと思うわ。」
飛行機で携帯ゲームに興じ、注意する客室乗務員にたてつき、機内から出されてしまったアレックの娘であるとは信じがたいほど立派なお嬢さんである。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)