イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】虚偽の申し立てに判事バッサリ。『ゴシップガール』女優ケリー・ラザフォード、2人の子の親権を失う可能性も。

人気TVドラマ『ゴシップガール』の人気女優ケリー・ラザフォード(43)。彼女は今、愛する2人の子の親権問題を失いかねないと震えんばかりに怒っている。

人気TVドラマ『ゴシップガール』では、ブレイク・ライブリー演じる“セリーナ”の母親で敏腕実業家の“リリー”を演じている女優のケリー・ラザフォード(43)。彼女がエルメス君(5)、へレナちゃん(3)という2人の子供の親権をめぐる裁判で窮地に立たされてしまった。

06年8月にケリーはベンチャーキャピタリストのダニエル・ギエルシュ氏と2度目の結婚を果たし、エルメス君に恵まれたが、ヘレナちゃんを妊娠中という08年12月に夫婦は離婚。その直前、離婚裁判を見越し少しでも優位に立ちたいと考えたケリーは私立探偵を雇ってギエルシュ氏の周辺を嗅ぎまわらせ、それが卑劣なスパイ行為だとして後に強い批判を受けていた。

いまだ決着をみない2人の子をめぐる親権争い。しかもケリーが劣勢であることは間違いない。彼女は子供たちと米国で生活したいのだが、その子たちは今年5月からモナコで父ギエルシュ氏および祖父母と暮らしており、9月からはモナコのインターナショナル・スクールに通うことが決まっているそうだ。

そのような中、26日にモナコで開かれた法廷で、テレサ・ボーデ判事はケリーに子供たちとの「面会」を許可したが、「素晴らしい家族と環境に恵まれ、お子さんたちは今モナコで伸び伸びと暮らしています。多忙なワーキング・マザーであるあなたと暮らしても、同等かそれ以上の養育環境を期待できるとは思えません」と、親権を独占し米国に子供たちを連れて帰りたいというケリーの主張を退けた。

状況をよく知る人からは、「ギエルシュ氏が米国に入国できないのは、南米からドラッグを密輸し、武器はテロリストにも提供されているというケリーの申し立てがあったからです。でもこれが嘘だと分かり、裁判官の心証を悪くしてしまいました」との情報が漏れ出している。ケリーは今、震えるほどの怒りと苦悩を味わっているとのこと。仕事に支障をきたす可能性はなきにしもあらずだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)