我らがアイドル、などと呼んではもはや失礼か。ジャスティン・ビーバーが、『Xファクター・USA』とメンター契約を済ませた。
人気オーディション番組『Xファクター・USA』の審査員と言えば、ブリトニー・スピアーズやデミ・ロヴァートの話題ばかりが目につくが、出場者の本当に多くがその資質や実力を見て欲しいと思っているのは、多くの有名歌手を育て成功させてきた現代ミュージック・シーンの超実力者で、昨年からはエピック・レコードのCEOであるL.A. Reid氏ではないだろうか。
そのL.A. Reid氏が育てた大スターでもあるジャスティン・ビーバーが、なんと『Xファクター・USA』と契約したことを芸能情報サイト『TMZ.com』が報じている他、ジャスティン本人も「ちょっとした話し合いがあってL.A. Reidの家にお邪魔した」などとツイートしている。ジャスティンは番組の新シーズンにおいて、勝ち残った16名が決定したところからメンターとして登場することになりそうだ。
思い出せば歌姫リアーナもメンターとして登場し、恩師であるL.A. Reid氏の良きアシスタントを務めていた。破格のギャラでブリトニー・スピアーズを審査員に迎えたことも一大トピックスであったが、このL.A. Reid氏の輝かしい人脈には恐れ入ってしまう。
ちなみにホストとしてクロエ・カーダシアンの名が、そしてデミ・ロヴァート・チームのメンターとして、ニック・ジョナスの名が挙がっているようだ。明日のスターを育てると言いながら、実は現在のスターの争奪戦となっているこうしたオーディション番組。ジャスティンの登場にますます番組はヒートアップ、視聴率もうなぎ上りであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)