今月19日に全米で放送された、オプラ・ウィンフリーのトーク番組『Oprah’s Next Chapter』にリアーナが出演し、クリス・ブラウンへの変わらない恋心を吐露した。クリスの母親は、そしてクリス本人はこのインタビューをどのように受け止めているのであろうか。
リアーナの生まれ故郷バルバドスで収録されたオプラとの対談。クリスに顔面を殴られるというあの忌まわしいDV事件に触れられると、リアーナは「皆が彼をモンスター扱いし、私は自分のことより彼が心配だった」と信じられない思いやりを見せた。彼がベトナム系モデルのカルーシェ・トランと交際中であることを承知しており、現在彼とは仲の良い友人だと説明しながらも、「クリスは初恋の相手で最愛の人。こういう感情は急には変わらない」とクリスへの恋心を隠さなかった。
ドラマティックな性格で、裏切られたと感じれば自暴自棄な行動に出るリアーナ。ドラッグやアルコールへの依存が心配され、「リアーナにはリハビリ治療が必要」との声はますます高まっている。だが恐らく今の彼女に効くのは、リハビリではなくクリスの優しい言葉。しかも「友情」ではなく「愛」による囁きを求めているように思われる。
当然ながらリアーナのファンは、“クリスに戻っちゃダメでしょう!”、“DV男を許してはダメ。もう1度痛い目にあいたいの?”と騒々しいことになっているが、クリスの母ジョイス・ホーキンズさんは今回のリアーナの告白内容に満足げな様子を見せている。ファンから「お叱り」の声が相次いでいるリアーナを励ます意味も込め、Twitterを通じてこうコメントした。
“正直に話せてよかったわね。そうすることで人の心はようやく解き放たれるもの。平和を得るために対価を払うことも時には必要よ。”
リアーナとクリスが復縁するための条件は揃った。だが今はクリスの心に強い葛藤が感じられる。彼は今まさに、短気な暴力男という悪いイメージの払しょくに必死であり、リアーナと復縁したくても、延々と「あのDV事件にもかかわらず」と叩かれるのだけは避けたいはずだ。さらに、リアーナに心を戻したところで、メディア露出が増えるばかりでそれ以外の得は恐らくない。クリスこそ、わが心に“リアーナに戻ってはダメだ”とムチを打っている所ではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)